以前、伊丹十三監督の映画「お葬式」を観たことがある。
厳粛なお葬式をブラックユーモア的に描いていて
笑った覚えがある。
どんな場面にも面白いことは潜んでいる。
義母のお葬式でもくすっと笑ってしまったことは何回かあった。
楽しい思い出とともにーCerebration of life 義母の人生を祝う
①木魚
最初ゆっくりのお経が、木魚を叩き始めると
だんだん速くなる。
私の方から見ると
木魚がちょっと顔のように見えて
頭をポカポカ叩かれながら
楽しそうに軽くジャンプしているように見えた。
②孫の顔
小さな孫が、親の真似をして、お焼香をあげた。
こちらを向いてお辞儀をして、
顔を上げたら、とても嬉しそうだった。
(わたし、ちゃんとできた!)
③70年ぶりの再会
今回は義母の親戚がほとんどだったのだが、
一人だけ義父の姪Kさん(82歳)が来てくれた。
義母の義妹とKさんが会話を始める。
「どこ出身なんですか」から始まり、
小学校が一緒のことがわかり、
共通の友達がいたことがわかり、
旧姓を伝えると、
二人とも珍しい名字だったので、
同級生だったことがわかったのだ!
「〇〇子さんとよく遊んでて~」
「〇〇子さん、知ってますよ~!」
テレビで何年かぶりの旧友との再会に
感動したりすることがあるが、
まさにそれをリアルで見せてもらった。
友達、部活のこと、先生のこと。
同じ学校というだけでなく、
同じ学年の友だちに70年ぶりに会うって、
どういう気持がするのだろう。
考えただけでも懐かしさが湧いてくる。
こうして人と人が繋がるのは心が温かくなる。
ユーモアセラピー協会のメンバーが
お葬式での笑いについて語ってくれたことがある。
ふたりとも若いときに母親を亡くしている。
【楽しい思い出と共に。Cerebration of life 義母の人生を祝う】
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