AATHのメンバーでノースウェスターン大学心理学部の教授Dr.Melissa Morkのユーチューブをシェアします。
辛いときこそ、笑いが救ってくれるという話です。
Mellisaは大学3年のとき、突然母親(Trudy)を交通事故で亡くしました。
悲しみに打ちひしがれながらも、彼女は家族とお葬式の準備をしなくてはなりませんでした。
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お葬式は厳粛な雰囲気で行われました。
すると式の途中で、牧師さんが
「みなさん、隣の人とTrudyとの一番楽しかった思い出をシェアしてください」と言ったのです。
私も父親も兄弟も とても話すことはできず、聞くだけでした。
最初はひそひそ声、そのうち クスクス笑いに変わり、いつも間にか 教会の壁が揺れるくらいの大笑いになったのです。
というのも母は、とても面白い女性だったです。
その笑いは、私の心を癒してくれました。そしてその瞬間悟ったのです。
「乗り越えられるわ。どんなに辛くても。」
「今まで本当に辛かったけれど、きっと乗り越えて見せる。もし笑えるなら、もし笑うことが許されるなら、きっとできる」
今私はグリーフカウンセリングで、
「一緒に笑ったのはいつですか」
「一緒に楽しい時間を過ごしたのは、いつですか」
「からかったことやからかわれたことはありますか」
「どんなことで笑いましたか」
「一緒にお祝いしたことはありますか」という質問をします。
なぜなら、お互い傷つけあったこと、けんかしたこと、後悔したことにフォーカスすると相手から遠ざかるからです。
でも一緒に笑ったとき、楽しい時間を過ごしたことを話すと 相手がより近くに感じることができるのです。
それが グリーフカウンセリングで 今はもう存在しない人との関係を確立する方法なのです。
ですからもしあなたが悲しみの中いるとしたら、一緒に楽しい時間を過ごしたときのこと、一緒に笑ったときのことを思い出してみてください。
Dr. Melissa Mork
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