ユーモアは人生を変える！

 

ユーモアセンスがある人は次のような特徴がある。

 

・場を明るくする。

・頭が柔らかい

・楽観的

・客観的に物事が見られる

・一緒にいて楽しい

・発想力・想像力が豊か

 

 

気の利いた表現を使ったり、

面白いエピソードを話したりする人に憧れ、

場の雰囲気を和ますユーモアがある人になりたいと思っている人は少なくないはずだ。

 

私もそんなひとりだった。

 

超真面目人間で、

思い詰めてしまう性格だったが、

 

８年半のアメリカ生活でユーモアの大切さに気づき、

 

意識して生活することで、

 

ユーモア体質になり、気持ちが楽になった。

 

そして自分が楽になったことで、

人との会話も楽しめるようになったのだ。

 

 

 

自分も相手も楽しくなる

「ユーモアコミュニケーション」クラスを立ち上げたのは、

１２年前のことである。

 

 

 

ユーモアをもっと深く学びたいと、

 

アメリカに本部があるユーモアセラピー協会にも入会。

【ユーモアを求めてアメリカに】のブログはこちら

 

ユーモアアカデミーで３年間ユーモアについて学んだ。

【ユーモアアカデミー卒業！】のブログはこちら

 

 

ユーモアプロフェッショナルになってからも、

毎年アメリカ各地で開催されるカンフェレンスに参加し、

今でもオンラインの研究会に毎月参加している。

 

 

 

 

そして確信した。

 

 

「ユーモアは人生を変える！」と。

 

 

多くの日本人は、

 

ユーモアというと、

 

何か気の利いたことを言うことだったり、

 

ユニークな表現を使って人を笑わせることだと思っている。

 

 

そうではない。

 

ユーモアとは、

面白いことを言うことではなく、

 

面白いことを見つけること。

 

 

 

つまり楽しむことである。

 

 

子供の頃のように身の回りに起きる出来事を楽しむことである。

 

 

オンラインクラスの参加者の変化はめざましい。

２週間おきに同じメンバーでトレーニングをする。

遊びココロのあるエクササイズをすることで、気持ちがほぐれていく。

 

メンバー同士が打ち解けて、安心感が生まれると、

体の動き、表情も大きくなり、

それだけで楽しくなる。

 

 

安心してくると素の自分が出せるようになる。

「こんなこと言ったら笑われるかも～」と

抑えていた枠が取れて、思ったことが言えるようになる。

すると笑いがおきる。

 

自分では普通と思っていることが、

人から見たらおもしろいのだ。

 

例えば、クラスでは、３つの関連性のない言葉を使って

ストーリーを作るというエクササイズがある。　

同じ３つの言葉なのに、全員ストーリーが違うのだ。

 

「よくそんなこと思いつくなぁ」と感じることが多々ある。

 

 

大人になるにしたがって、

立場をわきまえたり、空気を読んだりして、

必要最低限のことしか言わない生活になっていないだろうか。

 

子供の頃は誰でも遊び心があり、よく笑っていた。

みんなユーモアがあった。

 

もちろん、大人にだってユーモアはある。

私が思うユーモアは、テクニックを学んで、

身につけていくようなものではなく、

 

自分の中にある（長らく忘れていた）

 

「おもしろいものの見方」を再発見していく。

 

そんなイメージだ。

 

とは言え、

大人たちの凝固まった頭をほぐすことは、

一人ではなかなか難しい。

 

だから仲間が大切。

 

みんなのアイディアを聞いているうちに、

 

答えは一つでないことに気づく。

 

誰かが奇抜な発想を口にすると、

「そんな見方をしてもいいのか！」

「自分もいろんな見方をしてみたい」

 

と思えてくる。

 

 

私が伝えたい「ユーモアコミュニケーション」はジョークを言ったり、

ノウハウを学んで身につけたりするスキルとは違う。

 

もちろん使える言葉を増やしたり、

伝え方を工夫する意識は大事だが、

それらが活きるのは土台

（自由なもののみかた）が固まってからだ。

 

まずは自分の中に眠っている

ユーモアの種に気づいて、

その種に水をやることから始まる。

 

１０人いれば１０種類のユーモアの種がある。

 

大切なことは、

それぞれが、自分の中に眠っているユーモアの種を大切にすること。

 

 

 

私の役目はニコニコ太陽のように

笑顔で温かく寄りそい、

参加者一人ひとりの成長を助けること。

 

 

たくさんのユーモアの花が　

色とりどりに咲き乱れる。

 

そんな光景を日本中に増やしていきたい。

 

長文を読んでいただき、ありがとうございました！