ユーモアクラスのメンバー、
高橋里絵さんのお母さんの話は面白いものばかり。
里絵さんが、お母さんを家で介護していたとき、
頻繁に呼ぶので、
「そんなに何度も呼んだら、私何もできないじゃない!」
と言うと、
「だったら聞こえないふりをすればいいじゃない」
と言ったとか。(笑)
会社で頭に来たことがあったときも、想像外の対応でした。
その時のブログはこちら。
「面白いお母さんですね~」というと
77歳のお祝いに作ったという小冊子を送ってくれました。
2004年の夏から秋にかけてのお話をまとめたそうですが、
どれもほっこりするものばかり。
いくつか紹介します。
【生きてる証拠】
わたしは、あることで落ち込んでいて、
なかなか眠れずにいた。
夜中にトイレに起きてきたママが、
わたしの部屋に明かりがついているのを見て、
「あら、まだ起きているの?」
と話しかけてきた。
「落ち込む必要はないとわかっているのだけど、
例の件で、やっぱりいろいろと考えちゃって、
そしたら眠れなくて」
と言ったら、
「そのことで、落ち込まないほうが変。
何も感じなかったら死んでいるのと同じよ。
落ち込んだり、悩んだり、
それは生きている証拠よ!」
と言われて、私の心の力がホワッと抜けた。
生きている証拠か・・・。
ママってときどきいいこと言うよなぁ、とママに感謝
そしたら、眠くなって、よーく眠れた。
とっても仲がよい親子に見えますが、
最初からそのような関係ではなかったそうです。
☆日常生活
〈前略〉
一つひとつ何かを積み重ねて・・・というより、
積み重ねていたものを外していって、こうなったような
感じかもしれません。
わたしはいろいろな場面で
母と話し合うことを避けずに来て
よかったと思います。
最初はわかり合うために、
話し合っていると思っていました。
もちろん、そうなのだけれど、
でも親子であっても、それぞれ違う人間。
違う感じ方、考え方を持っているのは自然のこと。
どんなに話し合っても
完全に理解し合うことはできません。
そうわかったとき、
わたしの、それまでの母への気持ちの力みがとれました。
人と人が完全に相手をわかることはないとわかったとき、
初めて自分らしくいることが
心地よく感じられたのです。
その上で相手を理解しようとし続けることが、
思いやりなのかも・・・
りえさんとお母さんは性格も考え方も違うそうです。
家族だったら、面倒くさくなって話さなくなってしまったりするのですが、
話し合うことを避けなかったのが素晴らしいと思いました。
面白かったのが、「とり肌のたつカレー」
【とり肌】
ネーミングが面白いと買ってきたのだが、
お母さんのリアクションは、
「わぁ~、気持ち悪~い。こんなの食べたくない」
【交通費】
りえ「ちょっと用事があるから、わたしの部屋まで来て」。
ママ「あと1分待って」。
・・・1分後
ママがわたしの部屋へやってきて、ドアの手前で止まる。
ママ「あのぉー、用事があるからここまで来たのですけど、
交通費はいただけるのですか?」
りえ「領収書があれば、出しますよ」
たわいもない、ママとわたしの会話。
この他にもたくさん、
心が温かくなるエピソードがありました。
日常の言葉のやり取り、物の捉え方、幸せを感じる心など
学ぶことがたくさんありました。
りえさんのお母さんは、
純粋な子供の心を持った方で、
小さいことでも大喜び、
感じたことを素直に口にする
ユーモアのある女性だと感じました。
ぜひ、80代の続編も書いてもらいたいです。
最後に私の好きな英語の言葉をシェアします。
I don’t know how to act my age.
because I’ve never been this old before.
年相応に振る舞うって
どうしたらいいかわからないわ。
だって、
こんなに年とったこと
今までないんだもの。
\(^o^)/
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