昨日のファンリストにも書きましたが、
最近好きな曲が「スーダラ節」
朝から「スイスイスーダララッタスラスラスイスイスイ♪」
と歌いながらキッチンに向かうこともあります。(笑)
今日たまたまテレビをつけると
NHKのヒストリアをやっていて、それが
「スーダラ節」についてだったのです。
なんというタイミング!
思わず引き込まれて最後まで見ました。
植木等の父親は、浄土真宗の僧侶でした。
仏教用語に自利利他円満という言葉があるそうですが、
お父さんは利他しかなかったひと。
その姿を見て育った植木等は、「スーダラ節」を聞いて
こんな自堕落な歌なんか歌えないと断りました。
悩んだ植木等は父親に打ち明けます。
そしてどんな歌かと聞かれ歌います。
♪ チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体(からだ)に いいわきゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ ♪
すると父親が言います。
「ちょっと待て、素晴らしい曲だ!」
親鸞聖人の生き様に通じるのだというのです。
90歳まで生きて、人生を振り返ると
「やっちゃいけないことばかりやって死ぬときがきた」
「わかっちゃいるけどやめられない」人生だったと言うのです。
たとえ仏の道に身を投じても 悪い心を断つことはできない。
そんな話があったとは。。。
面白い歌としか思ってなかった「スーダラ節」が一層好きになりました。
植木等さんも歌のイメージとは逆にとても真面目だということがわかりました。
スーダラ節の歌い方も悩んで悩んで、
何回もテイクをとり、
最後のテイクでやけっぱちで歌ったのが一番良くて、
あまりに面白くなったのでB面の予定がA面になったのだそうです。
「もっと早く寝るようにしよう!」
「8時以降は何も食べないようにしよう」
「小言を言うのはやめよう。」
「ぎりぎりにやるのは良くない」
私も親鸞のように人生の終わりでいいそうです。
「わかっちゃいるけど やめられない♪」
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