昨日のヨシタケシンスケさんの話の続きです。
「どうやってテーマを決めて描いているんですか?」という7歳の子からの質問の答えが
スピーチのテーマにもつながると思いました。
そのテーマが大人にとっても子供にとっても切実なものであるかどうか。
大人も子供もそれについて意見を持っているかどうか。
7歳の子にもわかるように話すと、
「わかる、わかると思ってもらえるような。
背中ってかゆいけど手届かないよね とか
スネってぶつけると痛いよね とか
お母さんにぎゅーってされると嬉しいよね とか
そういう人の体から出てくる気持ちが絵本の中に入っていたら
わかるわかると大人でも子供でも外国の方でも思ってもらえる。
体が嬉しかったり、痛かったり、気持ちよかったりを大切にしています。」
大人になってもそういう感覚を持ち続けられるのが 素晴らしいと感じました。
ユーモアエクスパートのキャレンバックスマンのエクサイズにも
ユーモア x 味覚、ユーモア x視覚、ユーモア X 聴覚 のエピソードを思い出すというのが
あります。
例えば、味覚だったら、初めてアメリカ人の家で食事をしたとき、
てっきりぶどうだと思って口に入れたものが
オリーブで「何、これ、どうしよう~!」と思ったことがあります。
今でも思い出すと笑ってしまいます。
この思い出して笑うだけでも脳は 可笑しみを感じるので、体にはいい影響があるのだそうです。
鼻をほじるのには、りっぱな理由があった。
この本は、クセについて描いてほしいと言われてできた本だそうです。
貧乏ゆすりはなぜするのか。
爪を噛むのは?
ろうかやおみせで走っちゃうのは?
理由が知りたい人はぜひ本をお読みください。
そんな理由だったのかとびっくりすると思います。
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