今とっても売れている本
かなり厚い本ではあるが、
ビジネスや人生にどうしてユーモアが必要なのか
いろんな角度から書いてある。
とても良い本なので、
内容を少しずつブログでも紹介していきたい。
本の中に
ユーモアに関する4つのとんでもない思い込み
というのがある。
1.ビジネスは真面目であるべきという思い込み
2.うけないという思い込み
3.面白くなくちゃいけないという思い込み
4.生まれつきの才能という思い込み
この中で一番厄介な思い込みのひとつが、
3.面白くなくちゃいけないという思い込み
職場でユーモアや陽気さを発揮するなら、
とにかく「面白くなくちゃ」いけない。
というもの。
しかし著者は
「面白いこと」よりはるかに重要なのは、
自分にユーモアセンスがあることを伝えること
だという。
ユーモアセンスがあるマネージャーの方が、
部下たちに慕われ、親しみやすいというのは、想像できる
ポイントは、
どうやってユーモアセンスがあることを伝えるのか?
ほかの人のジョークを聞いて笑うとか
ただにっこり微笑むだけでも驚くほどの効果が生まれる
ツイッター社の元CEO ディック・コストロ氏のコメントがいい。
「職場をもっとユーモアあふれた場にするための
一番簡単な方法は、
面白おかしくなろうとすることじゃない。
それより
笑える瞬間を目ざとく見つけること」
笑える瞬間を目ざとく見つけること!
目ざとくという訳が面白い。
職場で大きな笑い声が起きることは
少ないかもしれない。
けれど、相手が言ったことに
対して悪意のないほほえみや
いい間違えたときなどに、
くすっと相手が笑ってくれたら、
それだけで、救われるし、
その人のことが少し好きになる。
人は平日より、週末のほうが
多く笑っているという。
週末練習して
職場で、ちょっぴり面白いことを見つけたら、
にっこりする。
そんなささいなことでも空気は変わるに違いない。
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