左半身麻痺で動かせるのは右手だけの母。

 

 

できないことに目を向けず、

できることをできるだけやり続けること。

 

高齢者専門の精神科医 和田秀樹さんのアドバイスです。

 

そして脳トレのようなリハビリより、

楽しいことをするのがいいと言っています。

 

私がいつも考えていることは、

「どうしたら楽しくなるか」

 

ユーモアクラスもシニア英会話クラスも、

練習が楽しくなる工夫をしています。

 

プライベートでも同じです。

 

母が右手だけで楽しめることは何かないかと

探していたら、

こんなものを100円ショップで見つけました。

 

 

 

面白そう~!

早速実家に着くと、すぐ窓に吸盤をつけて

投げてもらいました。

 

 

ボールは届かないのですが、その度に笑いが起きます。

車いすを徐々に近づけてみましたが、

なかなか入りません。

 

最後は私が手でゴールを持って、シュート!!!

嬉しかったのは、

母が真剣な顔で、狙って投げていたことです。

 

昔の母だったら、

馬鹿にしてやろうともしなかったでしょう。

 

80歳を過ぎたころから、

「面倒くさい」という言葉が増えていた母ですが、

入院してからは、一度もその言葉を聞いていません。

 

 

 

カードゲームはコツコツと合わせていましたが、

「お孫ちゃんにやらせてあげなさい」

とイマイチ反応がよくありませんでした。

 

脳トレより楽しいことをやるほうが

認知症予防になるというので、

母の好きな謡を一緒にやりました。

 

1時間ほど声に出したのですが、

昨日ボイトレを受けたおかげで、

大きな声を出すのが、全く苦になりませんでした。

 

 

今回は、おもちゃの他にもう一つ実験的に持ってきたものがありました。

それは おもしろメガネ。

 

 

 

 

先週のロバートの笑いヨガのクラスで

ロバートが認知症が入った人は、

小物を使うと反応がいい言ってました。

 

言葉だけだと無表情だったのが、

おもしろメガネをかけるだけで、

笑顔になるのだと。

 

 

私も真似してかけてみました。(笑)

 

 

もしかしたら母も喜ぶかも。

おもしろメガネは5,6年前にアメリカの

ユーモアセラピー協会の総会で手に入れたものですが、

両親には見せたことがありませんでした。

どんな反応をするかしら。

 

そう思って、持っていったメガネをかけてみました。

 

 

 

大大大笑い!!!

くしゃくしゃになる母の顔。

 

今までにないくらい笑い転げていました。

 

大成功!

 

ロバートに感謝です。

あのときおもしろメガネを見せてくれなかったら

持っていこうと思いもしませんでした。

 

たぶん次回行くときには、忘れていると思うので、

毎回笑わせることができます。

 

小物を使って笑わせるのは、私の得意分野ではなかったのですが、

新しい道具として活用していこうと思います。

 

 

 

 

 

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