ユーモア体質になるためには、心が安定していることが大切です。
前回のユーモアクラスでは、
「自分を笑顔にしてくれるもの」というテーマで一人ひとり話してもらいました。
どの話も聞いているだけで
こちらも笑顔になってしまう話だったのですが、
今日は、みんなが涙ぐんだ話をシェアしたいと思います。
(本人から了承を得ています)
編集などはせずそのまま書き起こしました。
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私を笑顔にしてくれるもの
それは長男の写真を見ることです。
実は私の長男は、生まれつきの重度の
いわゆる心身障がい児と言われる子供で
自分からは何かを喋ったりとか「ありがとう」とか
言ったりするわけでもなかったんですけど、
そして実は9年前、27歳で亡くなったんです。
でもですね、その子の笑顔は普通の人にはない、
赤ちゃんの無邪気な笑顔ってあるじゃないですか。
ほっこりする、
あの笑顔を27年間持っていた人で
あの人の笑顔を見るとほっこりします。
育てるの本当に大変だったんだけれど、
あの笑顔でいっぱい、いろんなことを私に返して
くれて、元気をくれていたんだなぁと言うのが
今でもしみじみとわかって、
あの子に関わってくれた方も
そのように言ってくれます。
だからやっぱり、
人って何かができるとか、そういうことでもなく、
その人その人が持った価値というのが、
とってもあるんだなと、ものすごく感じていて、
今でも元気がないときも
あの人がニコ~っと無邪気に笑っている写真を見ると
元気になります。
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「たくさんの人にそのことを伝えたい。
その時にユーモアを交えて話せるようになりたい」
今年の春、ユーモアクラスの参加理由にそう書いたIさん。
原稿も準備せずに話したそうですが、
だからこそ、自分がいつも思っていることが、
自然に流れるように出て来たのだと思います。
多くの人に伝えてほしいです。
この写真は栗本朋子さんが撮ったものです。
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