私自身子供の頃どんな絵本を読んでいたのかあまりよく覚えていません。

 

ところが、ある日、一冊の古いノートが出てきました。

私が子供の頃 絵本を書き写していたノートです。

 

 

・ひとまねこざるときいろいぼうし

・100まんびきのねこ

・やまのきかんしゃ

・こびとのピコ

・ツナの五にんのきょうだい

・かもさんおとおり

などが書き写されています。

 

ただし全部自分で書いているのは、「ラチとらいおん」だけ。

あとの話は最初の2ページくらいがほとんど。

母が途中から続きを書いてるのもあります。

なんのために書き写していたのか。

字の練習なのか、それともお金がなくて、本が買えないから図書館で借りて書き写していたのか。

今度母に会うとき聞いてみようと思います。

 

自分で書いたせいか「ラチとらいおん」の話は今でも覚えています。

 

世界で一番よわむしのラチのもとに小さな赤いライオンが現れ、

ラチがどんどん強くなっていく話なのですが、

エンディングがとてもかっこいいのです。

ライオンがポケットにいてくれると信じ、いじめっ子からボールを取り返すのですが、

お礼を言おうとポケットを見ると

りんごが入っているのです。

そして家にはライオンからの手紙がおいてあります。

 

 

 

ラチくんへ

キミはらいおんとおなじくらいつよくなったね。

もうぼくがいなくてもだいじょうぶだよ。

ぼくはこれからよわむしのこどものところへいって、

つよいこどもにしてやらなくちゃならないんだ。

ぼくをいつまでもわすれないでくれたまえ。

ぼくもきみのことはわすれないよ。

じゃ、さようなら

 

らいおんより

 

自分が必要な人のところにすっと現れ、

役目がすんだら すっと消える。

かっこいいな~

 

 

きみはもうすっかりユーモア体質になったね。

もうボクがいなくてもだいじょうぶだよ。

ぼくはこれからまじめすぎる大人のところへ行って

ユーモア体質にしてやらなくちゃならないんだ。

 

な~んて言うライオンがいたらいいなぁ。

 

この本はもう少し大きくなったらプレゼントしようと思います。

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