昨日は、87歳の父の検査に付き添って病院に行った。
義母の付き添いには何度も行っているのですが、父の付き添いは今回が初めて。
家からそう遠くないこともあって今まで一人で車を運転して行っていたようだ。
(恐ろしい~!)
まずは血液検査から。
検査が終わり、椅子から立ち上がろうとする父を
看護婦さん二人が手伝おうとした。
すると父が自分ですくっと立ち上がり、笑いながら
「年寄り扱いしちゃ困るよ」
と言った。
思わず 吹き出してしまった。
どこから見てもお年寄りだ。
診察室の前のベンチでは
以前注射されたときに内出血した腕を見せて
「まったく きれいなお肌が台無しだ」
いつもはほとんど待たないという診察。
周りの人はどんどんいなくなるのに
呼ばれる気配はなく、心配で、2回も確認してもらった。
すると 父が 言った。
「たまには親子で話させてやろうと神様が仕組んだんじゃないか」 と。
なるほど。 待ち時間は会話時間。
月に一回は実家で晩御飯を食べるのだが、
そういえば、母や弟と話すばかりで、父は聞いているだけ。
何か言うとすぐ二人の攻撃に合うので、話せないのだ。(poor dad! )
いろんな話をしました。
中でも父らしいと思うのは、
英語も話せないのに 26日間も一人でレンタカーを借りて 旅したこと。
太陽と月の位置で方向を判断して北から南へ下っていったそうです。
Hello Thank you Good bye で だいたい通じたと言うのが信じられない。
検査の結果 数値が4月から急に悪くなっていると言われても、特に気にする様子もなく
「このまま悪くなれば 一巻の終わりですな」なんて 冗談まで言っている。
これから毎回実家に行くたびに ラフターヨガをやろうと思う。
薬ぎらいの父も 笑い薬は好きだと思うので。(^-^)
笑うことは 赤ちゃんのおむつを替えることと似ている
問題を永久に解決してくれるわけではないけれど、
しばらくの間 物事を受け入れやすくしてくれる。
2017年8月6日
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