親からの抑圧で自分の感情に蓋をしてしまったという人は

ユーモアクラスのメンバーでも多い。

 

今朝の「人生はいつもリスタート」のゲストのしば ゆづきさんも

その一人だった。

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5歳のときに目の前で、母親の自殺未遂を目撃した彼女は、

いい子でなくてはならないと自分に言い聞かせ、

やりたいことも我慢して、

高校卒業まで自分の感情を押し殺して生きていた。

 

そんな彼女は、大学生になり、

アルバイト先で運命の人と出会う。

 

相手は大学の先輩で、

何でも受け止めてくれる心の広い人だった。

安心できる場ができた。自由になった…..

 

はずだったのに、

今まで自分の感情を抑圧しすぎて

自分が何を感じて、

何がしたいのかわからなくなってしまったのだ。

 

ここから暗黒時代に入る。

自分の感情を押し殺し続けた結果、

自分の心の声を聞く方法を忘れてしまった。

 

しかし、この苦しい経験が彼女にとって大きな転機となった。

 

ここからが彼女のリスタートになる。

 

孤独と混乱の中、彼女は小説から自己啓発本まで

たくさんの本を読むようになった。

その中で一番の救いになったのが、小説を書くことだった。

小説にすることで過去を俯瞰することができたのだ。

キャラクターに自分の苦悩や葛藤を投影することで

自己理解ができるようになった。

 

とは言え、多くの人にとって、

「小説を書く」というとハードルが高く感じてしまうかもしれない。

 

しばゆづきさんは、日記をつけることから始めたらいいという。

未来の自分に過去の自分はこんなことを考えていたと手紙を書くつもりで

書くといいそうだ。

そして感情を抑えて、起きている出来事を客観的に観察する練習も

自分と他人を俯瞰してみる練習になるという。

しばゆづきさんは最後に2冊の本を紹介してくれた。

ここからは事前にのんぱが送ってくれた文章を引用。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。

私が特にお勧めしたいのは、「羊と鋼の森」という本です。

この物語は、ピアノ調律師という特殊な職業を通して、

主人公が自分自身とどのように向き合い、

成長していくかを描いています。

主人公は自分の好きなこと、

つまりピアノの音色に没頭し、自分自身の限界と可能性を探求します。

この過程で、彼は自己成長の旅を経て、

自分の人生を俯瞰できるようになります。

 

この物語からは、自分の軸を持って、一歩ずつでも前に進むことの大切さが伝わってきます。

他人に左右されがちな方にとって、この物語は自分自身を信じ、自分の道を切り拓く勇気を与えてくれるでしょう。

もう一冊は「さみしい夜にはペンを持て」です。

この本は自分自身と向き合い、自分を見つめ直すための日記の書き方を提案する本です。

また、著者の古賀史健さんは、

『嫌われる勇気』の著者としても知られていて

中学生向けに書かれているものの、中学生だけでなく、自分の思考に深く潜り、

自分自身をより深く理解したいと思っているすべての人に読んでほしいです。

 

最後にしばゆづきさんからのメッセージ。

 

自分自身の声を聴くことは、

意識しないと難しいかもしれません。

けれど、機会をみつけてどうか自分自身の声に耳を傾け続けてほしいと思います。

自分自身との対話を大切にし、

一歩ずつでも自分の道を進んでいくことが、

心豊かな人生への鍵となると私は思っています。 

 

しばゆづきさんの話はこちらで聞けます。

 

 

 

 

 

 

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