8年ほど前、トーストマスターズのコンテストで
乗客がバスの運転手に
「ありがとうございました」と
言うのを聞き、感動したという話を聞きました。
そういえば、アメリカに住んでいたころは
料理を持ってくるウェイトレスにThank you
店で買い物をするときも店員にThank you
前を歩いている人がドアを抑えてくれるときも、Thanks
毎日平均20回くらいThank you を言っていたような気がします。
小学校のスクールバスに子供たちと一緒に乗ったときも
降りるとき、一人ひとりが運転手さんにThank you と言っていました。
「日本でもやろう!」
スピーチに元気づけられた私は
早速次からバスの運転手さんに
「ありがとうございました」と
言ってみることにしました。
ところが。。。。
降りる時に言おうとすると
声を張り上げないといけないので、
(バスの真ん中にドアがあるため)
なかなか勇気が出ないのです。
前のドアから降りる時も
なかなかタイミングが合わず
言えずじまい。xx;
そもそも「ありがとうございます」って長すぎると思いませんか?
Thank youだったら2音節でサッと言えるのに、
ari ga to go zai mas は 6音節か7音節?
かと言って年上の人や初対面の人には
「ありがとう」は言えません。
関西弁も話せないので「おおきに」も使えず。。。
「ありがとうございます」に苦戦した私は、
まずは 乗るときに
「お願いします」ということにしました。
これはバスに乗るときに
階段を上る勢いで
「お願いします」と言いながら
suicaをスキャンするので自然にできました。
無表情の運転手さんもいるけれど、悪い気はしないはず。
自然に「ありがとうございました」が
言えるようになったのは、約2年後でした。
先月 スピーチコンテストで
「ありがとう」のスピーチをされた方に
私の「ありがとう奮戦記」をお伝えしたら とても喜んでくれました。
「ありがとう」は 言われるのも 言うのも 嬉しい言葉ですね。
「ありがとうございました」は長すぎるので、短縮形「アリー」も加えたらどうでしょう。
「いー」で終わるので口角があがり 笑顔になれます。
2020年のオリンピックまでに流行らせたいなぁ。
最後まで読んでいただき アリー!(#^^#)
★Lifehacker(ライフハッカー)で紹介されました。
「人生を変える、人間関係が豊かになるユーモアセンスの磨き方」
■本を出版しました。
※キンドル版が出ました!
真面目すぎる自分を変えたいと思っている人、何でも思いつめてしまいがちな人、もっと自分らしく生きたいと思っている人が、ユーモアで心をほぐして、よりよい人生を過ごすための本です。
※Kindleでも購入できます。
→ご購入はこちら