暗い顔だった彼が場をつくる人に

初めてマッピーと会ったのは、もう８年以上前のこと。


単発のユーモアクラス（日本語）に参加してくれたのがきっかけだった。

その後、英語のユーモアクラスにも来るようになったのだが、

とっても真面目で、恥ずかしがり屋で、

体をほぐす「こんにゃくダンス」を見て

「キモい！こんなことやりたくない。帰りたい」と思ったそうだ。

クラスに入ってくるときも、すごーく暗い表情で、

「何かあった？」なんて聞くまでもないほど、

“ひどい一日でした”

という顔で入ってきたことも何度もあった。

それでも２年、３年とクラスに通い続け、

オンラインになっても「ユーモアは続けたい」と言ってくれて、

今ではサポーターとしてクラスを支えてくれている。

安心・安全な場だからこそ、

10年近く引きこもっていたこともオープンに話すようになり

クラブハウスでもシェアしてくれた。

【自分の葬式の妄想。絶望からの復活】

結婚生活も山あり谷ありだったが、

昨日ついに５周年を迎えた。

そしてそのタイミングで、

地域を巻き込んだビッグイベントまで開催したのだ。

以前からハロウィンパーティや音楽イベントをしていたのは知っていたので、

私も参加させてもらった。

場所は、江の島ヨットハーバーに隣接するヨットハウス。

久しぶりのいいお天気で、日傘が必要なくらいだった。

次々と繰り広げられるパフォーマンス。

弾き語り、カラオケ、ダンス、殺陣パフォーマンス。

マッピーは奥さんとのデュエットに歌、ウクレレ演奏、ダンスと大忙し。

それでも本当に楽しそうだった。

思いがけず、以前所属していたスピーチクラブのメンバーにも再会し、

マッピーと一緒に写真を撮ってもらった。

マッピーの隣の男性は、

女装が大好きな人なので、


マッピーの姿を見て「いいな〜」と思っていたに違いない。（笑）

人の変る力って本当にすごいなぁ。

こんにゃくダンスがキモい！と言っていたのに、

こんな格好できるなんて。