高校生の頃

生きているのが辛かった。

 

両親は仲が悪く、

母親にはいつも否定的なことばかり言われ、

自分のいいところなんて何一つ見つけられなかった。

草刈マーサの人生がわかるブログ

【なぜユーモアコミュニケーションを伝えたいのか】

 

そんなとき

私を救ってくれたのは、

『次郎物語』下村湖人著のエピソードだった。

 

岩と木の話だったのは、

覚えていたのだが、

調べてみたらPDFにしてくれた方がいた。

ありがたい。

 

「岩割の松の話」次郎物語から引用

 

大きな岩の裂け目に根を張っている松の木を指して

叔父さんが次郎に生きることについて語る場面だ。

。。。。。。。。。。。。

何百年もの昔、松の木の種があの小さな裂け目に落ちた。

それはその種の運命だった。

種にはどうすることもできなかった。

どうすることもできないことを恨んだりしても何も役に立たない。

運命に身を任せ、その運命の中で気持ちよく努力することだ。

 

芽を出したばかりの松は、

どんなに力んでみてもすぐには岩は割れない。

岩を割るのは、ジリジリと自分を伸ばしていく命の力だ。

そうすればこの松のように運命の岩を打ち破ることができる。

運命に勝ちたければ、じりじりと自分を伸ばすことだ。

 

岩の割れ目で芽をだしたら、

割れ目を自分の住家にして、

そこで楽しんで生きる工夫をするんだ。

。。。。。。。。。。。

 

「岩割の松」のエピソードはこちら

 

 

このエピソードにどれほど励まされたことだろう。

私は自分をその種にたとえ、

自分をじりじりと伸ばそうと思った。

 

今読み返すと、

「楽しんで生きる工夫をするんだ」

という部分は目に入っていなかった。

当時は、そんな余裕はなかったのだと思う。

 

でも今私が伝えていることはまさに

楽しんで生きる工夫だ。

 

真面目な人が、

見方を変えることで、

今の自分、今ある状況を楽しめるようになる。

 

ユーモアコミュニケーションは、

楽しく生きる工夫だ。

 

すべては、繋がっているんだな。

 

 

家の前にある エゴノキ

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