ユーモアと陽気さ

『ユーモアは最強の武器である』の中で

興味深い図があった。

それがこちら。

健康心理学者のマクゴニガルによると

体を動かすことは、日常生活の中で体を使うこと。

それに対して運動は意図的な目的を持って動くことだと言う。

同じように陽気さは無意識で

ユーモアは意識するもの。

努力を要する。

陽気さとはマインドセット（心構え）であり、

もともと喜びを感じやすい

（さらに積極的に求める）状態のことだ。

（ｐ５５　『ユーモアは最強の武器である』より）

陽気さが、土台にあってこそユーモアを磨くことができるのだ。

ただこの陽気さが、毎日の仕事に追われると

消えていってしまうのではないだろうか。

体を動かすことも陽気さも無意識な態度なので、

そこから意識的に変化を起こすことが大事だ。

例えば、この本に書かれていることは、

背中を丸めないで、胸を張って歩くとか

しかめっ面をしないで微笑むとか、

シンプルなことをすることだ。

自分の感情が変わり、

そうすると相手の態度も変わっていく。

また運動も人それぞれ好みがあるように、

ユーモアも好みがある。

うちの夫はダジャレが大好きだし、

人のマネをするのが好きな人や

皮肉なコメントをするのが好きな人もいる。

運動能力を鍛えることができるように

ユーモアも鍛えることができる　というのは

ユーモアクラスの参加者を見るとよくわかる。

ユーモアコミュニケーションコース第７期は

３月にスタート。

みんなで楽しくユーモアを磨いていけるのが楽しみだ。