私は「らしく」という言葉が嫌いだった。

子供らしく、姉らしく、中学生らしく、、、

 

「らしく」ふるまうことを期待される窮屈さ。

それでも私はその期待に沿うべき生きてきた。

 

結婚してからも、

「妻」らしく、

「長男の嫁」らしく、

「母親」らしく

やるべきことをやってきた・・・

 

 

つもりだ。

 

40代のころ、スピーチクラブ

(メンバー20名くらい)のリーダーになった。

英語クラブだったのでプレジデントと呼ばれるのだが、

役員7人見回しても、私が一番会長らしくなかった。

他の役員は、会社のトップや起業家、世界で活躍している人など錚々たるメンバー。

 

なのに私はと言えば、元専業主婦。 

英語は教えていたけれど、個人で教えていたので相手は生徒だけ。

 

気が重かった。

 

プレジデント(会長)はミーティングの最初に短いスピーチをするのだが、

他のクラブの会長は、

最近あった時事ネタを取り入れたりして

会長らしい挨拶をする。

 

私は社会問題に疎いので、

時事ネタを話そうとすると、

取ってつけたようなぎこちないスピーチになってしまう。

結局他愛ない話か、メンバーの話になっていた。

 

他の会長のようになれない自分が情けなかった。

 

「どうしたらもっと会長らしくなれるんだろう?」

 

ある日、役員のTさんに聞いてみた。

 

すると

「今のままでいいんじゃない? 

マーサの元気な挨拶でミーティングが明るくなるよ!」

 

 

「え?そうなの?」

「今のままでいいの? 

会長らしくしなくても、

私らしくしていればいいんだ」

 

すごく気が楽になった。

 

「私らしく」

私の好きな言葉になった。

 

自分らしく生きることができると

人は自分の良さをどんどん引き出すことができる。

 

そんな自分の魅力に気づいて発信していき、

その光を周りにも広げて行こう!という本がこちらである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ファンが増える文章術』 山口拓郎著

 

文章で「自分らしさ」を広げていく方法がとても丁寧に書かれてある。

著者の山口拓郎さんの「らしさ」の定義は、

「好きである」「得意である」「喜びを感じる」

私の場合、

「ユーモアコミュニケーション」と「シニア英会話」

どちらもこの3つが当てはまる。

 

この本は自分らしさがわからない人には、

もちろん読んでもらいたい本だが、

私のように「らしさ」はわかったけれど、

それをどうやって表現したらいいのかわからない人にも

ぜひ読んでもらいたいと思う。

 

この本が素晴らしいのは、

「らしさ」を見つける14の質問のように、

質問に答えることで見えてくる

自分の「好き」「得意」「喜び」だけではなく、

それを邪魔するネガティブな感情、

違和感などにも どう対処すればいいか書いてある点だ。

 

私自身、ネガティブな感情がじゃまして

自分がしたいことにフォーカスできない時期が何度かあった。

今度じゃまされそうになったら、

この本で提案されていることをやってみよう。

 

心に響いたところはたくさんあるのだが、

特に気に入った言葉は、

 

「あなたの両手が届く世界で文章を書く」

というところ。

 

背伸びすることも、よそゆきの自分を演じることもない。

I think(わたしはこう思う)が基本だ

と山口氏は言っている。

 

素の自分で自由に書けたらどんなにいいことだろう。

とは言え、何について書こう?と迷う人は多いと思う。

私も定期的にブログをあげようと思いつつ、
ネタが見つからないときもある。

そんな時に役に立つのが、ネタ探しに使える15の手がかり。

その中でも特に響いたのは、

⑩の「わたしはこう見た」を書くの部分。

 

考えや意見を書くとき、それはあなたのものでなければいけません。

大事なのは、周囲の投稿や声に「右にならえ」するのではなく、

「あなたというフィルター(らしさ)」を通して、アウトプットするということです。

 

これは文章だけでなく、スピーチでも同じだと思う。

話し方や文章の書き方が拙くても、

その人の「らしさ」が感じられるものは、共感され、記憶に残るのだ。 

 

「ファンが増える」と聞くと 

アイドルの「きゃ~きゃ~」という黄色い声援を思い浮かべたり、

たくさんの「いいね」を想像するかもしれないが、

 

自分の手の届く世界の人が

「やってみよう」

「そういう考えもあったのか」

「バカバカしいけど面白い」←私がねらっていること 

と思ってもらえたらいいのだ。

そしてそのための文章を磨きたいと思う方は、ぜひこの本を読んでほしいと思う。

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らしく と聞いて思い出して、夫の部屋に行ってみたら飾ってあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分らしく生きていこうと思う。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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