本を読んで泣くのは久しぶりでした。

先日イングリッシュガーデンに行った帰り、

中央林間の文教堂に立ち寄り、

原田マハの本を探して最初に目に入ったこの本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かがユーモアがあって面白かったと勧めていた覚えがあります。

言葉の力を信じて57万部突破!!!

 

土曜日の夜読み始め、

日曜日の朝、起きたらすぐ続きが気になり、

部屋で読んでいたのですが、

何度もティッシュをとりに行く始末。

 

スピーチライターの話なので、

トーストマスターズのメンバーとしては、とても興味がある話でした。

 

結婚式のスピーチから始まり、党首討論のスピーチ、選挙演説 

その場の雰囲気を一瞬で変える言葉の力に感動しました。

 

話すことが続く中におや?と思ったのが、

主人公が、同じプロジェクトチームのメンバーWに連れられて老人ホームに行くところです。

 

Wの言葉の師匠北原正子さんは、(私と同じ正子!)

お年寄りの話を一生懸命聴いています。

リスニングボランティアとこの本では書かれていますが、

「ただひたすらにお年寄りの話を聞く」のです。

 

北原さんは40代仕事が忙しく、

自分の母親の話をじっくり聞いてあげられませんでした。

そしてある日突然母親は亡くなってしまったのです。

 

「黙って聞くという行為は、その人のことを決して否定せずに受け止めるということなの。

お年寄りになると話がくどくなったり、同じことを繰り返してしまったりするでしょう。

話したくても、疎まれてしまうおね。何も求めているわけじゃない。ただ話したいだけなのにね」

 

コピーライターのWが聞くことの大切さを伝えるところもいいと思いました。

「聞くことは、話すことよりもずっとエネルギーがいる。

だけどその分、話すための勇気を得られるんだ、と思います」

話すために聞く。  

この部分が心に残ったのは、前回のユーモアクラスのテーマが

「アクティブリスニング」だったのと

J-waveでお話したのが、「よく聞く」だったからかもしれません。

 

本当に辛いときに覚えていたい言葉もありました。

 

「困難に向かい合ったとき、もうダメだ、と思った時、想像してみるといい。

三時間後の君、涙止まっている。

二十四時間後の君、涙は乾いている。

二日後の君、顔を上げている。

三日後の君、歩きだしている」

 

 

「本当に弱っている人には、

誰かがただそばにいて抱きしめて上げるだけで、

幾千の言葉の代わりになる。

そして、本当に歩き出そうとしている人には、

誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになるんだな、って」

 

 

 

とても温かい気持ちで最後のページをめくると

原田マハの別の本が紹介されていました。

『生きる ぼくら』 です。

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?マーサばあちゃん?」

 

買ってしまいました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうかいいおばあちゃんでありますように。。。(笑)

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