昨日の投稿の続きです。
「誰でも楽しめるゆるスポーツ」の記事はこちら。
ゆるスポーツを考えだしたのは障がいをもった息子さんの誕生がきっかけでした。
【200人以上に会いに行く】
息子さんが全盲であることがわかったのは、生後3ヶ月のこと。
障がいのある人と接してこなかったので、
どう育てたらわからないという不安があった澤田智洋さん。
でも悩んでいても仕方がないと行動を起こします。
障がいのある方、その家族、障がいスポーツ団体とか障がい者を雇用している企業など、
200人以上の人に会いに行き、どんな苦労があるか、どんな夢があるか聞いて回ったのです。
200人!!!
20人くらいならわかりますが、その10倍!
最初は子育ての方法を知りたくて聞いて回ったのが、
多くの障がい者の方たちと話すことで、
福祉の世界に惹かれていったのだといいます。
【社会的弱者は発明の母】
曲がるストローは寝たきりの人が寝たまま水分補給できるように作られた
マッチは両手が必要だけれど、ライターは片腕でもつけられる。
スポーツ苦手な人、障がいがある人、お年寄りが楽しめるスポーツがなければ、
こっちから作ってやる! という態度が素晴らしいと思いました。
でもそれは障がいのある息子さんが産まれなければ、ここまで熱意を持って
できなかったはず。
「息子がこの世界に生まれて良かったと思う世界になっていない。
それが悔しい」
飲み会の最後に澤田さんは言ったそうです。
視聴者からのメッセージにもありましたが、
澤田さんの息子さんは澤田さんを選んで生まれて来たのかもしれません。
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