ショーが上手く行くかどうかの33パーセントはセッティングによる。
アメリカ人のコメディアンが言っていましたが、
笑いが起きるかどうかは、セッティングで大きく変わります。
トーストマスターズのファイナリストでリーダシップの講師の
Rory Vadenの
” No laughs to know laughs “
How to be funny to make more money
には、笑いが起きやすいセッティングについて書いてあります。
1.Lighting 照明
自分にライトが当たるようにすること。表情が見えると笑いも起きやすい。
2.Space 広さ
なるべく部屋を狭くすること。部屋が広いと笑いづらい。
狭い所だと笑いが詰まって声も大きくなり笑い声も長く続く。
部屋が広い時は、前もって参加者の皆さんに前の方に来てもらうよう促す。
3.人と人の間隔 近いほど笑いが起きやすい。他の人が笑っているのが見えると笑ってしまう。
4.話し手と聞き手の距離 近いと関心を持ちやすくなり、話し手のエネルギーも伝わりやすい。
5.一日の中の時間帯 笑いのプライムタイムは、10a.m. から1 p.m. 5 p.m. to 8 p.m.
6. 部屋の温度 なるべく低く設定する。
No laughts to know laughs Rory Vaden より
日本笑い学会の会場は100人くらい入る広い部屋で、
30名だったので、皆さんバラバラに広がって座っていました。
後ろの方に座っている人とはかなりの距離。
ライトはスライドをお見せするため電気を消したのですが、
私の顔も見えなくなり、半分また付けました。
時間は14時半から16時半。ちょうど笑いのプライムタイムの間ですね。
一瞬で距離を縮める~ 一瞬で場の雰囲気を変える~
に自信があった私でしたが、
今回は一瞬では変えられませんでした。
その一瞬は笑顔になるのですが、すぐに真顔に戻ってしまうのです。
笑顔をキープしてもらえるようになったのは、30分後くらいでしょうか。
どのように笑顔になっていったのか次回お話ししたいと思います。
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