今日は、回想法の第一人者と言われる 野村豊子氏の講演を聞きに行ってきました。
回想法というのは、主に高齢者を対象として
人生の歴史や思い出を受容的 共感的な態度で聞くことを基本的姿勢とする心理療法です。
傾聴を学び始めてから、
両親や義理の母 年上の方に
昔のことを話してもらうことが多くなりました。
現在の話になると不平不満が多いのですが
昔の話は時間が経っているからか
懐かしさもこみ上げてくるらしく
内容もですが、とても優しい表情になり、聞いている方も嬉しくなります。
お正月の料理のことや家族との時間、
学校での話、褒められたことなど、
何回か聞いたこともありますが、
私も最近ではすぐ忘れてしまうので(笑)
あまり気にならなくなりました。
今日の気づきは、
1.過去に人に助けられたことを話してもらうことで 自分はそういう支援をもらっていたということに気づいてもらう。
2.認知症へのアプローチがここ20年変わってきていて もっと回想法を取り入れていく必要がある。
3.一般的には認知症の方は仕事以外のことを思い出すが、男性の若年認知症の場合は仕事が出てくることがある。
4.聴き手としては 自分の価値観で判断してはならないが、家族は難しい。
5.相手の言葉を一度手のひらにのせてみてから 答える。
6.認知症の人には能天気な声(ヒステリックな高い声)が一番良くない。
7.聴き手としては「話してもらいたい」という気持ちになるが、半歩下がる。
最後の言葉が印象的でした。
人生は過去の体験や出来事が
縦糸や横糸となって織りなされる
1枚の織物のようなものである。
無数の織り目には
楽しさや嬉しさと同時に
辛さや悲しみも込められており、
それには1枚として同じものはない。
自らの人生という織物にこめられた
織り目・体験の意味を知ることができるのは
その人自身である。
ライフレヴューセラピーを行うものは
語る人の人生という織物をほぐし
また紡ぎ直す過程に連れそう半歩下がった同行者である。
★毎朝6時半からラインオープンチャットでライブトークしています。
『クスッと笑ってワクワク目覚める朝の15分』
ぜひお耳寄りください!
→詳しくはこちら
★著書「ユーモアコミュニケーション 場の雰囲気を一瞬で変える!」
【2024最新】「ユーモア」のおすすめ本61選!
人気ランキングで5位に選ばれました!
→ご購入はこちら
※Kindleでも購入できます。
★LINE公式でユーモアに関するイベントを紹介しています。
登録はこちらから
※登録されて方には「ユーモア体質になる100の方法」をプレゼント!
★You Tube始めました!