もーくん(清水基さん)と私が出会ったのは、2015年に初めて開催した日本語ユーモア&コミュニケーションクラスでした。

最初から、明るく楽しく みなを笑わせていたので、

なぜユーモアクラスに参加されるのかわかりませんでした。

 

 

「ユーモアは人を笑わすことではないんです!」
 

この言葉にまるでハンマーで頭を殴られたような気がしたというもーくん。

こんなことを話してくれました。

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「この人が話すよりは俺が話した方が絶対に面白いはずだ!」

 

変な自信をもっていた私はほとんど他の人の話を聞いておらず、

自分のトークの反芻をして楽しんでいました。

 

ところが、マーサの講座で学ぶうちに、

時々発生する変な空気の原因が、

実は絶対面白いはずの私のトークのごり押しだ、

と認めざるえなくなりました。

 

同じころトーストマスターズの役員を任され、

相手が求めていることをしっかり知るためには、

その人に関心を持つしかない、と思い始めたのです。

そしてある先輩のことを思い出しました。

 

その先輩は、話が面白くて、私がちょっと前に話していたことを加味して話してくれるんです。

『この人 私の話聞いていてくれたんだな。』と思い

とても嬉しくなったんですよ。

 

最近、もしかすると その先輩は そんなに面白い話をしていなかったような気がするんです。

でも、自分の話を聞いてくれていた、

という喜びが加わっているから 

面白いように感じたのだと思います。

 

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——– もーくんは、この今まで起きたことを覚えていて後で出すこと(英語でいうとcall back )が非常に上手です。——–

 

 

コンテストスピーチで「怒りそうになったら5秒数える」というメッセージのスピーチがありました。 

インタビュアーのもーくんは、同じクラブのコンテスタントに 

「清水さんには言いたいことがたくさんあります!」と言われ、

すかさず怒りのスピーチをしたコンテスタントを指さして、

 

「わかりました。でも5秒数えてからお願いします!」

 

と言ったそうです。

 

もちろん会場は大爆笑。

 

今までの経過の中で聴衆と共有していたことを話すのは、英語ではCall backといい、

ユーモアスピーチのテクニックのひとつとしてあげられています。 

 

相手の話をよく聞き、覚えていて、それを自分が話すときに 取り入れる。 

 

どこでも周りを明るくしてくれるもーくん、 これからもどんどん周りの人を輝かせてください!

 

最後にいつもの質問をしました。

 

「あなたにとってユーモアとは?」

 

「究極の嗜好品」です。

 

 

 

 

 

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