昨日の朝悲しいメールが届きました。
私が留学生のときからお世話になったRuth が亡くなったという知らせでした。95歳でした。
Ruth との出会いは、大学1年生のとき通訳として彼女の家に行ったのが始まりでした。
「英語がほとんど話せないのに、通訳としてくるたぁ いい度胸だ!」
と気に入られ(笑)それ以来 休みのたびに家に呼んでくれました。
彼女に出会わなければ、ユーモアに関心を持つことはなかったかもしれません。
身長は145cmくらいで小柄なのですが、いつもハイヒールを履いて背筋をピンと張って顎を少し突き出して、
「私はね。こう思うの」とゆっくりと言葉を選びながら話す姿はとても魅力的でした。
表情がとても豊かで、目をぐるぐる回したり、口を麻生副総理のように曲げて(笑)話すので、見ているだけで笑ってしまうのです。
70歳のとき散歩をしているとき根っこにつまずいて転んで顔を打ち 顔があざで紫色になったことがあります。
それでも大きなサングラスをしてスーパーに買い物にでかけ、他のお客さんに
「どうしたんですか?」と聞かれたら、こう答えたそうです。
「ちょっとボーイフレンドと喧嘩したのよ。あっちの方がひどい顔なんだから!」
不幸なできごとも笑い話にしていました。
サンディエゴで祝った90歳のお誕生日は良い思い出です。
帰国後 どうしてもRuthのことを伝えたくてスピーチを作りました。
つたない英語のスピーチですが、日本語にも訳したので、お時間があるとき読んでいただけたら嬉しいです。
5年前、サンディエゴで2人で散歩していると、蝶が飛んできました。
私が、「 死んだら別の生き物に生まれ変わるって本当なのかしら」とつぶやくと、RUTHが いたずらっぽい目をして言いました。
I will let you know. 「教えてあげるわよ!」
なんだか動物に話しかけられそうな気がします。
1年以上続いた闘病生活は苦しかったことと思います。
でも最後の最後まで、ユーモアを忘れない 周りを笑顔にする 素敵な人でした。
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