今回ローリー市に立ち寄ると決めたとき、

どうしても会ってお礼がいいたい夫婦がいた。

それが、DebbieとJohnだ。

 

 

 

ふたりと出会ったのは、息子たちが通っていたピアノ教室。

彼らの子どもたちと年が近く、発表会でも順番が前後していた。

ある日突然のサプライズ演奏があって、何も知らなかった私は大慌て。

(その時のことはこちらのブログに

【笑いはサプライズから】

 

ピアノの発表会で会う程度の関係だったが、

私には一生忘れられない場面がある。

 

それは、交通事故に遭ったあとのこと。

 

たくさんの人が励ましの言葉やメッセージ、

食べ物を届けてくれた中で、

Debbieは、私に会ったときに何も言わず、

ただ「Oh, Masako」と言って抱きしめてくれた。

 

そのときの彼女の目が、今でも忘れられない。

「あなたの悲しみも痛みも、ちゃんと受け止めているよ」

そんな目だった。

言葉って、いらないんだな。

あのとき、心からそう思った。

 

 

 

そして、検査結果を聞きに行く日。

病院まで送ってくれたのは、Debbieの旦那さん・Johnだった。

 

彼はパイロット。

たまたまその日はフライトがなかったので、

車で30分以上かかる病院まで連れて行ってくれた。

診察が終わるまでの間、ずっと雑誌を読みながら待っていてくれた。

当時は、夫と長男が入院中で、

私自身も足を強く打ってやっと歩ける状態だった。

それでも気を張って過ごしていたのだけど、

診察室で「ある病気の可能性も…」と言われた瞬間、

ポロポロと涙が出てしまった。

医師はあわてて「でも、その可能性は低いですよ」と付け加えていた。

泣き顔のまま診察室を出た私に、Johnは何も言わなかった。

帰りの車の中でも、たぶん他愛ない話をしていたと思う。

夫婦ともにとても静かで優しい。

日本ではここまでしてもらったことはなかったので、

感動した。

親しい関係ならともかく、

ピアノ教室が一緒というだけで、

奥さんとも親しく話すような仲でもなかった。

 

それなのにこんなにも助けてくれるなんて。

 

 

今回、Facebookはやっていない彼らとどうにか連絡が取れ、

再会することができた。

 

Johnに病院まで連れていってくれたお礼を言ったら、

「そんなことあったっけ?」と笑っていた。

日常的に人助けをしていると、ひとつひとつ覚えていないのかもしれない。

ちょっと手助けしただけで、一生恩をきせる私はなんて小さい人間なんだろう。

 

 

前の家のことは覚えていなかったが、

新しい家はさらに広くなっていて、

家の中に小さな噴水があり、近くまで鹿も来るらしい。

 

 

 

どの部屋も生活感がなく、まるで別荘のようだった。

 

ふたりは、私のAATHプレゼンのリハーサルにも付き合ってくれた。

牛丼・天丼体操も一緒にやってくれて、たくさん褒めてくれた。

おかげで、少し自信がついた。

 

さて次回はいよいよ

ユーモアセラピー協会のカンファレンスについて書こうと思う。

 

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