住んでいるマンションの理事長になった
ユーモアクラスのTさんに
ある住民から苦情の手紙が来た。
Tさんへというより
今までの理事長に対する苦情だった。
Tさんは、ちょっと落ち込んだけれど、
ユーモアクラスを長年受けているので、
それは、それとして受け止め、
丁寧にお礼の手紙を出した。
するとその次の日
その苦情を書いた住民にばったり会ったのだ。
1年に1回くらいしか会わない人なのに、
そのタイミングで会うとは!
以前だったら暗い顔で、謝ったかもしれないが、
そこはユーモアクラス3年目。
とっておきの明るい大きな声で声をかけた。
「おはようございます!
この間は貴重なご意見ありがとうございました!」
すると相手が笑顔になり、
「いや~、あんなこと書いてすみません」と
謝ってくれたそうだ。
明るくコミュニケーションができたと
Tさんは、嬉しそうに話してくれた。
サンデーモーニングだったら、
「あっぱれ!」をあげたい。
その話を聞いて、『クレーム対応最強の話し方』の
山下由美さん(由美姐)が30年のクレーム対応経験から編み出した
超共感法を思い出した。
超共感法とは、
相手に「そうなんだ(YES)と言わせる」こと。
そして
相手が大きな声で怒鳴ってきたら、
こちらも同じボリュームで返すのがポイントだそうだ。
相手が商品について大きな声で文句を言ってきたら、
こちらも、大きな声でびっくりしたように
「お買い上げいただいたんですね!」と言うのがポイント。
すると相手は
「そうだよ!」と言う。
そうだ(YES)ということで、
脳が変化し、気持ちが落ち着くらしい。
文句を言われることは誰だって嫌だ。
でもそこで暗い顔をしたり、
不満そうな顔をすれば、雰囲気も関係も悪くなる。
私もTさんのように
「貴重なご意見ありがとうございました!」
と笑顔で言える人になりたい。
どんどん成長している、ユーモアファシリテーションクラスのメンバー\(^o^)/
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