金曜日、夜8時頃ズームの会に参加しようと思っていると
夫から声がかかった。
「ちょっとおかしいから病院に行こうと思う」
唇がうまく使えず、
飲むときこぼれてしまうと言う。
脳梗塞の前兆に、
うまく飲めないと聞いたことがある。
呂律が回らないという状態ではなかったが、
なるべく早く病院にと思い、
以前母や義母がお世話になった病院に電話する。
家からも近いし、何度も行ったことがあるので、
私でも車で連れて行ける。
ところが、その病院では受け入れられないと言われ、
#7119にかけるよう言われる。
救急車を呼ぶかどうか迷ったときに電話する番号だ。
救急車を呼ぶほどではないと思っていたのだが、
#7119に電話をかけて、
夫が症状を伝えると
救急車を呼ぶように言われる。
麻痺が広がる可能性があるのだろう。
そういえば、数日前、
役員として参加した自治会のバスツアーで
バスから降りるとき、
転倒して膝を擦りむいていた。
「まったく、おじいさんねぇ」
などとからかっていたのだが、
その時から神経が麻痺し始めていたのだろうか。
「救急車って何番だっけ?」と私。
「119」
普段使ってないので、すぐに出てこない。
「火事ですか?救急ですか?」
「救急です」
義母のときに119番にかけたときは、
焦ってしまったが、
今回は、落ち着いて答え、
住所もはっきり伝えられた。
人は気が動転すると、
(年を取ると)
自分の住所を忘れてしまうことがあるので、
電話の近くに自分の家の住所を貼っておくといいと聞いた。
救急車は、言われた通り、7分後にやって来た。
下で2人で待っていたので、
「歩けるんですか」と驚かれるが、
その時は、歩くことも、話すこともできたので、よかった。
患者が救急車に自分から乗り込むのは、
あまり例がないと思う。
うちは玄関から道路まで階段があるので、
この丸々と太った夫を
担架に載せて階段を降りるのは
大変なことだったと思う。
運ばれた病院は、脳神経外科病院。
夫が検査している間、
私は、コンセントを探して携帯の充電をする。
残量がわずかになっていたのだ。
実はその日は、夜10時から中川雅光さんとのラインライブがあったのだが、
救急車の中から状況を話して中止してもらった。
あんなに宣伝していたのに
聞きに来ようと思っていた人たちに申し訳ない。
取り急ぎ、
「夫、脳梗塞の症状。救急車で病院」と打った。
すると、たくさんの温かいコメントが。。。。
本当にありがたい。❤
夫の場合は、軽症で顔だけだったので、
それほど深刻ではなかったのだが、
短い文章だったので、心配させてしまった。
軽症 を入れるべきだった。(^_^;)
しばらく待っていると
検査が終わった夫が出てきた。
思ったより、元気そうだ。
「携帯が、もう切れそうなの」というと、
「私は頭が切れている」
と返事が来て、
思わず笑ってしまった。
顔の半分が麻痺して右目が涙目になっている。
「右の目、まぶた閉めにくそうね」
というと、
「閉まらない話だ」
(^_^;)
しょうもないダジャレも場を和ませる。
息子たちからもメッセージが。
頭が痛いとメッセージを打った夫に
「頭が痛いのか。
ちょっと脳を使いすぎたね。
脳がNO!って言ってる。。。。なーんちゃって」
と長男から返事が来た。
何はともあれ、すぐに気づいて、
病院ですぐにリハビリをしてもらえてよかった。
顔は麻痺があり、
半分がひん曲がっている。
思わず、「麻生さんみたい!」と言ってしまった。
(麻生さん、ごめんなさい)
顔の歪みは治るのに時間がかかるそうだが、
マスクしていれば、
ほとんどわからないから
「マスクの時代で良かったね」
と2人で喜んだ。
昔の自分だったら、もっと心配して
不安な気持ちになっていたかもしれない。
でもユーモアを伝えている今では、
ま、なんとかなるでしょ
という軽い気持ちで
受け止めることができている。
とは言うものの、不安になるときも
あると思うので、
その時はすぐに声をあげるつもりだ。
長文お読みいただき、ありがとうございました。
次の日の面会前に食べたカツサンド ♪
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