先月始め、アメリカ(ノースカロライナ)で
親しくしていた友人から一通のメールが届いた。
息子が8月の末、
マレーシアで結婚式をあげるので、
日本にも立ち寄るというのだ。
私たちが帰国したのは
1999年の夏だったので、
24年ぶりだ。
カリー家とは同じコミュニティーで暮らしていたのだが、
子どもたちが同じ小学校に通っていたことで親しくなった。
ノースカロライナ州の州都Raleighに住んでいた。
ちょっと変わっていると感じたのは、
当時小学校4年生だった息子ブロンソンのペットが
タランチュラという蜘蛛だったということ。(^_^;)
あえて写真は出さないので、
興味がある人は調べてほしい。
蜘蛛をペットにしたい男の子も特殊だと思うのだが、
それを許せる両親も只者ではない。
子どもたちの年齢が近いということで、
アパートを出て一軒家に引っ越してからも仲良くさせてもらった。
カリーファミリーは、とにかくアウトドア派。
うちの夫はインドア派(家の中にいるのが好きなだけだが)
カリー家のおかげで息子たちは、
釣りやキャンプという貴重な経験をさせてもらった。
といっても長男は全く覚えていなかったが (^_^;)
初めて魚をつった瞬間!
アメリカの思い出として強烈に残っているのは、
コオロギハンティングだ。
ある晩、ブロンソンの母親から、
タランチュラの餌コウロギを捕まえるので、
一緒に来ないかと誘われた。
「夜にコオロギ探し?」
なんだかよくわからないけど、
面白そうだったので、
晩御飯を済ますと家族総出で
懐中電灯を片手に外に出た。
よくわからないけど、
「なんか面白そう~」と思ったら
とりあえずやる。
これはユーモアセンスを磨く上でもとっても大事。
子供と大人と10人くらい。
子どもたちは、コオロギ探し、
大人たちはおしゃべりしながら
アパートの近くの林を歩いた。
どんな風に捕まえたのかとか、
結局何匹捕まえたのかとかは全く覚えていない。
だが、その時のワクワク感は今でもよく覚えている。
夜道をただ散歩するのとは違う
子供が遊ぶときに感じるときめきがあった。
アメリカでの楽しかった出来事として
思い出されるのは、
有名な観光地に行ったことや、
ミュージカルを観に行ったことではなくて、
友人と過ごした非日常な出来事だ。
タランチュラの話をしたとたん、
全てすっかり忘れていた長男が
「思い出した!」と叫んだ。
今回その話をしたあとで、
「よくタランチュラを飼うのを許したね」
と友人に言うと、
もともとはサソリがほしかったらしい。(^_^;)
今はロタ島で コウモリの研究をしているブロンソン。
三つ子の魂百までだ。
そしてなんと新婦はトラの研究者だという。
1日目は家族全員で居酒屋で、
2日目は私だけ上野で会って話すことができた。
(2日めは話に夢中になりすぎて
一緒に写真を撮るのを忘れてしまった!)
マレーシアの結婚式の話が楽しみだ。
カーリーファミリーと♥
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