先月代々木オリンピックセンターで開催された
トーストマスターズ 全国大会 日英論評コンテストで
準優勝された マックンこと石渡誠さんのことです。
マックンとは同じ青山ランチクラブメンバーであり、
2010年の社会人ディベートコンテストでは
パートナーだったのですが、
今回また多くのことを学ばせてもらいました。
トーストマスターズのコンテストは、
まずクラブ内の代表選から始まり、エリア、ディビジョンと
3つのコンテストに勝って初めてファイナルに進むのですが、
日英のファイナリストだけでもすごいのに、
なんと両方で準優勝されたのです。
詳しくは、彼のブログをお読みください。
https://ameblo.jp/makoto-ishiwata/entry-12105181941.html
https://ameblo.jp/makoto-ishiwata/ <– 動画入り
さすが勝ち進んでこられただけあって、
コンテスタントの皆さん、とても質の高い論評でした。
審査員は大変だったと思います。
その中で 石渡さんが特にすばらしかった点を
ユーモアにフォーカスして5つあげたいと思います。
(声、コールバック、常識破り、表現力、具体例)
論評の論評ですね。(笑)
1.声
まずは、声がすばらしい!
しばらく間をとってから「いやー 皆さん!」の第一声で
聴衆をつかんでいました。 青山ランチTMCでも最初の一言で
パッと場が明るくなります。 大きさだけではなく、声のトーンが明るいのですね。
2.コールバック
「渡邉さん、やりましたね。一本取りです。」が可笑しかったのは、
コンテスト前の基調講演者が空手の指導者だったからです。
講演で学んだ「心技体」を取り入れることで
聴衆との一体感が生まれました。
このように少し前の出来事を自分の話に取り入れることを
コールバックと言って効果的なユーモアです。
3.常識破り
ふつう3分の論評では、いいところは多くて3つがせいぜいなのに、
なんと6つもあるといったことです。
これは実は何人にも注意されたそうなのですが、
(3つ以上だと覚えていられないし、一つ一つを深く話せないため)
常識破りが笑いを誘うので、私は「おーきたきた」と思ってました。(笑)
「懲りないですねぇ」とインタビューで言われてたのも可笑しかったです。
石渡さんは、勝つことより相手のいいところを
伝えたいという気持ちのほうが勝っていたのですね。
4.表現力
表情、ジェスチャー、声すべてに感情がこもってました。
大統領の演説をいつも暗誦されているだけあって表現が大きいですね。
だから舞台の上で映えるのだと思いました。
5.具体的な例
会話を入れたほうがいいと提案後
実際に「あなた だから言ったでしょ!」と
怒っている妻を演じた所 笑いました。
たぶん、いつも家で怒られているのでしょう。(笑)
インタビューで「どのくらい練習したのですか」と
訊かれて「35年です」といわれたのが印象に残っています。
英語学校で長年アドバイスをしてきことが
やはり根底にあるのですね。
その上でよりスピーカーにとって役に立ち
やる気が起きる論評を追及する姿には感動しました。
いつまでも学び続ける姿 カッコイー!
マックン、おめでとうございます!
2015年12月14日
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