何をやっても上手く行かない。

誰も助けてくれない。

お先真っ暗。

 

周りは文句や悪口を言う人ばかり。

 

もしあなたが、そんな風に思っているとしたら

佐藤政樹さんの話を聞いてほしい。

 

 

『人を「惹きつける」話し方』の著者 

佐藤政樹さんは、大学卒業時が就職難で、

やっと入った会社も首になる。

 

劇団四季に入りたいという夢のための

レッスンなどは一生懸命やっていたが、

生活費を稼ぐためのアルバイトには

エネルギーを使う必要はないと思っていた。

 

 

受験生へ不動産のチラシを配っていたときのこと。

時給は900円以下。

言われたことだけやればいいと、ただ配っていた。

 

 

ところが、少し離れたところで、

一生懸命ちらしを配っている子がいた。 

金髪でジーンズボロボロで、ピアスをいくつもつけている。

 

彼は、一人ひとり受験生の目を見て、

「よろしくお願いします!」

「受験頑張ってください!」

と一生懸命やっている。

 

「なんか、はりきっちゃってるなぁ」

 

佐藤さんは冷めた目で見ていた。

 

たまたまその金髪ボーイと帰りが一緒になり、

 

「一生懸命っすね」と声をかけると、

 

彼の顔が一瞬で変わった。

 

「お金もらってるんだから、

ほんのちょっとでも

上乗せして返す気持ちを持たなくちゃだめでしょ」

 

その時の彼の言葉と表情は、今でも忘れないそうだ。

 

その言葉を聞いて、佐藤さんは、

 

八方塞がりで、何もかも上手く行かず、

誰も助けてくれない、

周りは悪口ばかり言う人に囲まれていた理由は、

ぜーんぶ自分にあったと気づいた。

 

 

自分の心が、その状況を引き起こしているんだと。

 

どんなことであれ、どんなアルバイトであれ、

 

そこにプラスの感情を見いだして、

ちょっとでも上乗せしていく。

 

そうしているうちに、

助けてくれる人が出てきたり、

いい情報をもらえるようになったり、

少しずつ周りが変わっていった。

 

 

銀座の客引きをしていたときも、

ただ言われただけ、

チラシを渡すのではなく

 

どうしたらお店に来てもらえるかを考えて

声掛けをしているうちに

一日で1か月分のお給料をもらえるようになり、

3店舗からスカウトされるまでになった。

 

そしてある寒い日、チラシを配っているときに、

劇団四季合格の電話が入る。

 

感動的な話だ。

 

夢がなんだかわからない。

自分は不幸だとなげいている人に

佐藤さんの言葉を伝えたい。

 

関係ないと思われる目の前のことでも

どうやったら相手が喜んでくれるか

自分の中で試行錯誤して

創意工夫して

周りの人を喜ばせるようにやってみる。

 

 

この話を佐藤さんの生の声で聞きたい人は、

クラブハウス耳ビジ5日めを聞いてほしい。

 

クラブハウス耳ビジ最終日のアーカイブはこちら

 

始まってから30分くらいのところで話している。

 

今日もハッピーラッキーミーな一日を!

 

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