「私って、なんてついていないんだ」

 

子供の頃そう思っていた。

自己肯定感はかなり低かった。

 

でも40歳になった頃からスピーチやディベート、

ダンスなどいろんなことにチャレンジして自信がついてきた。

 

今はハッピーラッキーミー!

「幸せでついている私」 と心から思う。

 

国際リーダーシップコーチのミッキーこと松田美幸さんから

面白いから読んで!と本の一節が送られてきた。

早速本を注文した。

 

 

 

アバホテル社長の元谷芙美子さんの著書 

『強運ピンチをチャンスに変える実践法」

のまえがきだった。

 

ロビーラウンジで商談をしていたとき、

目の前を大きな虫が横切った。

蚊にさされてなるものかと素早くパーンと両手を合わせた。

見事にキャッチして手のひらを見ると

予想以上の大きな黒い物体。

 

 

一緒にいた客も

「うわぁ社長すごい。俊敏でいらっしゃいますね」と

大興奮。

 

 

よくみるとなんと自分のつけまつげだった。

まばたきと同時に落ちていたのだ。

 

「これ、蚊とちゃうわ。 わたしのつけまつげやわ!」

 

一同腰が抜けるほど大爆笑。

一気に連帯感が生まれて、

その後の打ち合わせは

終始笑いの絶えない楽しい時間になった。

 

 

多少略させてもらった。

 

元谷氏は、こういう思うもかけないハプニングこそ、幸せをつかむチャンスだと言う。

 

なにかハプニングが起きたとき、

ラッキーと捉えるかアンラッキーと捉えるかは自分次第。

 

いつもどんなことでも、

自分にとってラッキーだと捉えたら、

人生はどんどんよい方向に転がっていく。

 

まさにユーモア体質の見本のような人だ。

自分でも超がつくくらいのプラス思考だと言っている。

 

苦手な相手だってなんのその、

かえって燃えるらしい。(笑)

 

「社長さんがいらっしゃると気をつかうので、席をはずしていただけますか?」と

言われることもあるという元谷氏。

 

そんなとき、言われた通り、席をはずすと角が立つし、

同席している部下にも

すごすご引き下がる姿は上司として見せたくない。

それにお客様にも「悪いことを言ったかな」と気を使わせてしまう。

 

元谷氏は、

そんなとき

「本当の人間性をわかっていただけるいいチャンスを得た!」

と俄然燃えてくるそうだ。

 

 

気難しくて、

偉そうで近づきにくい人というイメージを持っている人もいる。

全員とわかりあえるわけではないけれど、

苦手だと思っている人の半分の人だけでも

心を通じ合わ得られたら儲けもの!と考える。

 

どんな言葉も受け止める覚悟があれば大丈夫。

辛辣な言葉をかけられたら、

「厳しい言葉をありがとうございます」

ともっと愛想よく対応する余裕をもちたい。

 

 

どんな変化球が飛んできても、

ポーンと打ち返す気持ちを忘れないでいたい

と元谷芙美子氏は書いている。

 

 

前向き思考を身につけるには、他には、

・自分をラッキーだと思う。

・人のいいことろだけ見る

・お願いごとは明るく、真摯に

・有事の時こそ、真価が問われる

・あきらめない姿勢で改革を進める

・苦手なことも工夫次第で乗り切れる

・発想の転換で仕事はもっとおもしろくなる

・言いにくいことほどその場ですぐに!

・リーダーとは率先して戦う姿を見せる人

・”恋愛とおなじように”が営業必勝法

・怖気づかずにチャンスに飛び込む

 

などいろいろな視点から書かれている。

 

リーダーシップについて悩んでいる方、

もっと前向きになりたい方にお勧めしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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