【スピードを意識するだけで、場は変わる】
温かいコミュニケーションの場を作るには、いろんな技術がある。
けれど「話すスピード」をどれだけ意識しているだろうか。
父の日に、母2人に会いに行った。
まずは施設にいる義母のところへ。
部屋に入ると夫を指して、義母が悲しそうな顔で
「誰だかわからない~」と言う。
私は「お母さんの息子ですよ」とまじめに答えてしまったが、
「お母さんの恋人ですよ~」と言ったらどうだっただろう?
すぐに実験したくなる(笑)。
ちょうど前日に、仙台にいる義母の妹(叔母)から荷物が届いていた。
母と一番仲のいい叔母だ。
そこで、部屋から電話をして母と話してもらうことに。
「ねえさん、どうしてる~?」という明るく、ゆっくりした声。
「わたし、もうめちゃくちゃなのよ~」と嘆く義母に、
「めちゃくちゃだっていいのよ~」と返してくれる。
妄想で法事のことを言っても、
「ほうじねぇ。ほうじがあるのねぇ」
と受け止めてくれる。
夫は「もう自分が行ったから行かなくていいんだよ」
と真面目に答えていたが、
やり取りが多い方が義母も安心するのだと、
叔母との会話を聞いて思った。
叔母の話すスピードはとてもゆっくり。
だから会話のラリーが心地よく続いていく。
私の場合は声は明るいけれど、スピードが速い。
義母に「あなたたちは明るいけど、私は暗い。重い」と言われたとき、
思わず「お母さんは体重は軽いのにねぇ」とツッコミを入れて笑わせたけれど(笑)
次はスピードを落としてみようと思った。
速度でいえば、今までの1.0倍速から0.8倍速くらいだろうか。
子どもに話すときも、イライラしていると早口になりがち。
でも意識してゆっくり話すと、不思議と子どもも落ち着いてくる。
10年以上前、子育てに悩んでいた人に
「ゆっくり話してみたら?」と伝えたら、
後日「すごい効果ありました~!」
と興奮した声で電話をもらったこともあった。
すっかり忘れていたけれど、
叔母の声を聞いて思い出した。
施設を出て、次は実家の母のところへ。
こちらはいつものしりとりで大盛り上がり。
この話はまた別の機会に。
スピードを意識して話す。
それだけで会話の空気は変わる。
今日の英会話クラスでは、意識して0.8倍速で話してみよう!
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