大きな壁にぶち当たった時に

人はその壁ばかり見てしまい、

どうやったら乗り越えられるか

ばかり考えて怖くなってしまう。

 

今週の耳ビジのゲストは、

夢実現プロデューサーで「やる気スイッチ」著者山崎拓巳さん。

今回の本は『ちっちゃな自分、さようなら!: 一生、自由に楽しむために身につけるべき17の知恵』

だった。

 

 

山口さんは、高校時代、陸上400mハードル部に所属していた。

夢は全国大会出場。

進学校だったので、ライバルは自分の学校にいない。

ひたすら想像のライバルを設定し、練習に励んだ。

 

 

 

高2の冬には、近くの中学の教師で、

三重県の400mハードルの覇者だった先生の門も叩く。

 

厳しい練習を自分に課し、春の大会で優勝。

自分の脚力を感じる。

「速い!」

嬉しかった。

 

けれどもその後試合に出るたびに

楽しめない自分がいた。

勝つのが当たり前になり、

怖くなってしまったのだ。

 

(こんなセリフ言ってみたいわ と私は聞きながら思っていた)

 

悩んだ山崎少年は、

先生に直接聞く勇気がなく、

陸上部のキャプテンを呼び出し、

先生にどんなことを言われてるか聞き出した。

 

(先生に聞けなくて、

中学生に聞くというところがすごい)

 

「走る前にどういうふうに考えるように先生に言われている?」

と陸上部のキャプテンに聞くと、

「神様に祈るなと言われています。

でももし祈りたいなら、

こういう風に祈れと言われています」

 

という答えがかえってきた。

 

 

「神様、手伝っていただかなくて、結構です。

 

しかし今から全力で走りますので、

 

このレースが終わったら、

 

次のレースへの課題を教えてください」

と。

 

(私は家事をしている手を止め、

慌てて、この言葉を書き留めた)

 

この先生の話を聞いた山崎さんは、怖くなくなった。

 

眼の前のことに執着するのではなく、全力を出す。

 

そして全力をだしたことで

出てきた自分の影をみつけ、

次への課題としてチャレンジする。

 

 

成功者となるより、

成長者になること。

 

 

成功者は他者より著しく抜きん出る必要があり、

限られた人かもしれないが、

成長者には、誰でもなれる。

 

 

 

人は大きなイベントの前には、

いい結果を出したいと思い、

萎縮してしまう。

すると実力が出せなくなる。

 

ブログだって スピーチだって

その時できることを一生懸命やればいいのだ。

 

ユーモアパーソン的には、

100%ではなく、70%でOKと思っている。(^o^)

 

もしこれから何か大きなイベントに向かっている人がいたら

祈りの言葉を思い出してほしい。

 

「神様、手伝っていただかなくて、結構です。

しかし今から全力でやりますので、

これが終わったら、

次への課題を教えてください」

 

ゴールデンウィークにしては、

やや熱いメッセージになったが、^^;

 

いい話を聞いたら5人の人に伝えると自分のものになると

聞いたのでシェアさせてもらった。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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