大人しそうな女性が豹変！

 

声に関心をもつようになったのは、

スピーチクラブに入ってからだと思う。

冷たい声、温かい声、大きな通る声、小さなか細い声、

楽しそうな声、淡々とした声、

声から受ける印象って大きい。

 

もっと声と話し方を磨きたいと

下間都代子さんのボイトレを受講している。

 

昨日もプライベートレッスンがあった。

 

 

そして近くで、

ほりべちゃんとマミさんという

耳ビジサポーターズクラブの二人が出演する

朗読会があるというので参加させてもらった。

 

 

その１人、ほりべちゃんは、

クラブハウスの耳ビジで、

よくスピーカー席に上がってきて

話してくれる。

彼女は、かわいい少女のように、恥ずかしそうに話す。

 

演劇講師らしいのだが、

生徒に教えている姿は想像がつかなかった。

 

 

［女優ホリベちゃんを観た］

 

今井雅子さん脚本「さすらい駅わすれもの室」を６名が朗読してくれた。

今井雅子さんの話は朗読で過去に聞いたことがあったのだが、

予想外のことが次々起きて、とにかく面白い！

 

最初の朗読は帽子屋さんでの会話だった。

世界にたったひとつしかないという帽子を

忘れてしまったとヒステリックに

訴えるほりべちゃんは、まるで別人だった。

 

 

何かが乗り移ったよう。

さんざんわめき立てて

結局は自分が被っていたというオチなのだが、

その話の最後が印象に残った。

 

そそっかしい婦人のことを思い出す時、

私は思うのです。

 

本当は持っているのに、

その事に気づかないのは

意外にあるのかもしれないと。

 

深い。

 

 

さすらい駅わすれもの室がテーマだったので

朗読の最初の出だしは同じで、

その後いろんな話に展開していくのも新鮮だった。

 

朗読会はこちらで聞くことができます。

最後のパンフレットに書いてあった

「出演者のわすれもの」が面白いのでシェアしたい。

 

・上野動物園に行こうとはりきっていたけど、

月曜日が休園日なの忘れていた。

 

・趣味で小説を書いているノッてくると

「寝食」を忘れてしまう。

 

・実家にスマホを忘れた。

父が知らせようと電話をかけたら

スマホが目の前で鳴り響いた。

 

・味噌汁に味噌を入れるのを忘れていた。

（もはや味噌汁ではない）（笑）

 

 

みんな忘れてるんじゃない！(*^^*)

 

そういえば昔よく

「忘れ物ものない？」

と訊かれたことがあったが、

 

覚えてないことが、

忘れていることなのだから、

 

忘れもの言えるくらいだったら

忘れないよ。

 

といつも思っていた。

 

 

私は「忘れ物ない？」ではなく、

「携帯持った？（何度も忘れている）

　ハンカチ持った？　マスクは？」

と聞くようにしている。

 

あれ？なんの話だったっけ？

 

あ、そうだ、朗読会が素晴らしかったという話だった。

 

 

お・し・ま・い