小学生の息子の課題図書で、
今でも忘れられないシーンがある。
海を見たことがない男の子が、
父親に海に連れていってもらう話。
友だちは、みな海に行ったことがあり、
行ったことがないのは、その少年だけだった。
みんなの話についていけず、
ふてくされていたのだが、
小学校最後の年に
初めて海に連れていってもらう。
「おーっ、これが海なのかー!」
感動する少年。
私まで初めて海に行ったような気分になっていた。
「父ちゃん!父ちゃんは、
オレにこの気持ちを味わせるために、
今までオレを海に連れてこなかったんだね!」
………………………………..
行きたいけれど、行くことができない。
見たいけれど見ることができない。
他の人を羨ましく思う。
待てば待つほど
達成できたときの喜びも
何倍も嬉しいものなんだなぁと
感じた本だった。
また子どもたちに与えすぎてきたことを
反省した本でもあった。
昨日は私たちの37回目の結婚記念日。
結婚記念日と言っても
たまに外食するくらいで、
ここ10年ほどは、特別なことは何もない。
友人のFB投稿や、
子どもたちの旅行の写真を見ながら、
ずっと羨ましく思っていた。
「日帰りでもいいから、どこか行きましょうよ」
と言っても、
「一人で行けば?」
とつれない返事。
「これからは、ひとり旅をするしかないのかなぁ。。。」
と諦めていた矢先
都内のホテルを予約してくれた。
こんなに何かを楽しみにするのは、何年ぶりだろう?
嬉しすぎて前日からニヤニヤが止まらない。
昨日は朝から英会話のクラスがあったのだが、
“I am soooo happy today! Why? “
「私は今日超ハッピーです。なぜでしょう?」
なんて質問をしたくらいだ。
アメリカで息子たちが小学生の頃、
日本から送られてくる「たまごっち」を
すごく楽しみにしていたことがあったが、
そのくらいウキウキしてしまった。
(比較するのもなんですが)
2人で外泊するのは、8年ぶりだった。
嬉しすぎてはしゃいでいる私(笑)
こんなに嬉しいのは、
あの本の少年のように、ずっと
どこかに行きたいと思いながら
行けなかった長い時間があったからだと思う。
歳をとるとやはり和食が美味しい。
レストランは、私達と老夫婦2組だけだった。
夕食後のデザート!
また体重は増えてしまうだろう。
でも8年に一回くらいいいではないか! (笑)
大人になると、いろんなことを考えてしまって、
「心から喜ぶ」ってできないけれど、
「嬉しい!」を感じて、
それを思いっきり表現するのも大事だと思う。
ゴールデンウィークで久しぶりに旅行に行く人、
家族と会う人、
家でのんびりする人、
いろんな過ごし方があると思うが
「嬉しい!」気持ちをたくさん感じられますように。
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