今日は英語プレゼンサポートの日でした。

 

「ユーモアを交えて聴衆をひきつけたプレゼンができるようになりたいです」

という依頼を頂いて、今年で3年目になります。

一年目はアメリカでの発表だったのですが、

去年はオンラインでした。

 

今年初参加の女性のAさん。

 

発音とイントネーションは悪くはないのですが、

棒読みで、伝わって来ないのが課題でした。

 

せっかく話してもこの話し方では聞いてもらえない。

かと言ってボイストレーニングを1時間したから、

急に声が出るわけでもないし。

私ともうひとりのトレーナーはどうしたらいいか悩んでいました。

 

私が特に大事だと思うのは、オープニング、自己紹介の部分です。

ビジネスプレゼンの場合、内容が固いので、聴衆とつながる部分は限られています。

 

自己紹介の文章はそんなに長くはないのですが、

淡々と読まれると、興味が持てなくなってしまいます。

Aさんの自己紹介は、

人柄がわかる楽しいものだったのですが、

話し方が棒読みだったため、

その良さが伝わってきませんでした。

 

今日も一回目は棒読みでした。

「う~ん、もうちょっと笑顔で言ってみましょうか?」

 

にこ~と口角上げて満面の笑みを浮かべる私。

 

それを見て笑顔になったAさん。

少し話して、その勢いで

「じゃ、この今の感じで話します!」と話し始めました。

 

!!!

 

「めちゃくちゃいいですよ!」

 

声のトーンが上がることで

伝わり方が全く変わりました。

好感度アップ! 

 

「声のトーンも明るいし、この人の話を聞きたいと思います!」

「とっても良かった!」

 

私たちは大興奮。

 

「本番前にマーサさんとMさんと話さなくっちゃ~」

 

などと冗談を言っていましたが、

こんなに声のトーンが変わるのであれば、

話し相手になるなんてお安い御用です。

 

プレジデント9月号の

『あなたの話がぐんぐん面白くなる!』に

名スピーチに学ぶ「感動のツボ」という記事がありますが、

(by スピーチトレーナー高津和彦氏)

 

 

その中でスピーチに必要なたった一つのことは

気持ちを込めると書かれています。

そのためには棒読みしないで、自分の言葉で話すことが大事です。

 

英語が苦手な人には、

翻訳機能を使って、日本語を英語に変える人も多いようです。

でもそれを棒読みするよりは、

中学英語でいいので、自分の言葉で

話しかけてくれた方が聞いている人にずっと伝わると思います。

 

笑って話すという練習は、

スピーチのトレーニングでもやったことがあります。

文章を読む前に一笑いしてから文章を読むのです。

 

例えばこんな感じです。

「あはははは ははははは、問題は原稿をどう書き、どう読むかです。

あはははははは  原稿に言いたいことを書き出すと『話し言葉』ではなく、

『書き言葉』になってしまいがちです。ははははは」

 

英語の文章のときは英語で笑ってください。(笑)

文章がとぎれとぎれになって

聞きづらいという悩みがある方には

笑い読み お勧めします・

 

声の印象がガラッと変わりますよ。

 

あははははは。

 

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