You can’t ruin my dayには
見方を変えて気持ちを楽にする方法がたくさん紹介されています。
第一章は
Story Editing
話を書き換えること
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「自分はダメな学生だ」と思い込んでいると勉強に苦労するけれど、
「最初は誰でも失敗するんだ」と書き換えることができれば、
成績が上がり、大学に残ることができる。
同じ役者が劇の一部と二部で全く違う人物を演じられるように、
私達も別の人物になって演じればいい。
私達は世界は自分を中心に周っていると勘違いし
なんでも自分のことのように感じてしまうことがある。
例えば、あなたが、ビュッフェスタイルのレストランでデザートのお皿を落としたとしましょう。
その時、奥に座っていた夫婦が軽蔑する目であなたを見ました。
あなたは、その2人の表情がいつまでも脳裏から離れず、
午後中憂鬱な気分で過ごしてしまう。
ところが、実際はその2人はどちらかが言った一言で
そういう表情をしていたのかもしれない。
もしかしたら2人にはあなたは視界にも入ってなかったかもしれない。
You can’t ruin my day 第1章より
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上の話を読んで、
3,4年前の米国ユーモアセラピー協会の総会でのことを思い出しました。
ルームメイトのデブラと朝ごはんを食べていたのですが、
彼女は、セミナーの準備があるので、
先に会場に向かい、残された私は一人で食事をしていました。
すると心理学者のS氏が別のテーブルで一人で食事をしているのに気づいたのです。
以前にも何度も話したことがある人です。
一人でいる人を見るとすぐ声をかけてしまう癖がある私。
”Excuse me, can I sit here?”
「すみません。ここに座ってもいいですか?」
するとS氏が優しい表情で答えました。
” I’d rather be alone. Thank you”
「ひとりがいいんです。ありがとう」
断られると思っていなかったので、少し驚きましたが、
とても丁寧な言い方で、本当に一人がいいんだなと感じたので
私はもともと座っていた席に戻り、コーヒーを飲み始めました。
その日のプログラムをチェックして、ふと顔を上げると
S氏の前に別の男性が座っているではないですか!?
「え~? 一人でいたいって言ったのは嘘だったの?」
そして思いました。
「私は嫌われているんだ!!!」
すると自分が嫌われている理由が次々と出てきたのです。
「日本人だからだ」
「英語が下手だからだ。」
「私なんかと話していても時間の無駄だと思っているんだ」
数分まではご機嫌で、食事をしていたのに、
ど~んと気分が沈んで来ました。
それから基調講演、ワークショップが次々あり、
集中しようとして聞いていたものの、
時々ふっと朝のことが思い出されるのです。
自分の中で抱えているのも苦しくなり、
ルームメートのデブラに話すことにしました。
同情した顔で聞いていたデブラは、
意外なことを教えてくれました。
S氏が嘆いていたというのです。
「何人かに声をかけられたのを断ったのに、
〇〇(T氏)は目の前の席に断りもなく座ってきたんだ」と。
S氏は本当に一人で朝食が取りたかったのです。
な~んだ。 そうだったんだ。
それなのに、私は勝手に話を悪い方に書き換えて
自分で自分の時間を台無しにしていたのです。
皆さんは、相手は悪気がないのに、
話を悪く書き換えてしまうことありませんか?
私は結構あります。 (しょぼ~ん)
【話を書き換える力】
What matters is that you have the power
to stop carrying these incidents around with you
by retelling them in a different way.
大事なことは、あなたには、今までに起きた不幸な出来事を持ち歩くことをやめて
それを別の話に書き換える力があるということです。
話を書き換える力 磨いて行こうと思います。
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