次男が中学受験のときのことです。

思うように成績は伸びず、偏差値も合格圏外。
なんとなく家の中が暗くなりかけていた頃、義母が言いました。

 

「トモちゃんの行きたい学校って、特待生制度があるんだって?  いいねぇ。

特待生になったら、おばあちゃん、何か買ってもらおうかなぁー」
(特待生制度   入学試験の成績上位者の学費が免除される制度)

 

心の中では「お母さん、そういうレベルではないんですよ。ぎりぎりまぐれで入れるか
どうか、、、」と思いましたが、口から出てきたのは
「いいですねぇ。どこか美味しいものでもみんなで食べに行きましょう!」

 

そう、考えてみたら心配したってきりがない。

なんだか急に気が楽になりました。想像の世界を楽しむのもユーモアです。

それからは「特待生になったら」の会話で楽しめるようになりました。

 

 

「僕が特待生になったらお母さんに○○円あげるね。勉強見てくれてるから。
お兄ちゃんにも○○円あげる 作文直してくれるからね。 お父さんにも。。。」
といいかけたので、私は思わず口を挟みました。
「あら、お父さんは 何もしていないじゃない」

すると息子が言いました。

「お父さんは毎日会社へ行って 仕事してくれてるもん!」

 

ジーン!(涙)  なんて母親に似ずやさしい息子なのでしょう!
いつも虐げられている夫に録音して聞かせてあげたかった。

 

するとそれまでニコニコしていた息子が急に 悲しい顔になり黙ってしまいました。
「どうしたの?」
息子は 泣きそうな顔になって
「みんなにあげたら 僕の分がなくなっちゃう!」

 

Don’t count your chickens before they are hatched. (捕らぬ狸の皮算用)

eggs and  a chiken      2015.1.10

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