今月のはじめ、NHKのスィッチインタビューで
増田明美と元宝塚劇団男役トップの早瀬せいなとの対談がありました。
(6月2日放送)
増田明美さんのマラソン解説はとてもユニークです。
「尾西さんはEXILEの曲を聞いてからレースに参加しています」
「アヤナさんは、農家の生まれでコーヒー園で働きながら林の中を走って足腰が鍛えられたらしいです」
「伊藤舞さんは、ふだんはおしとやかなんですけど、食事は肉食系なんです。
ジンギスカンとかモリモリ食べて疲労回復も早かったようです。」
そのユニークな解説の理由は。。。
「競技者である前に人だと思うから その人を伝えたいと思うのよ」
「特に子供時代ってその人の性格が出ると思うのよ」(増田明美)
そのためには取材力。これは永六輔さんから教わったことらしい。
「オリンピックの実績があったって、現場に行かなきゃだめですよ。
取材というのは材を取る。
そこに行って その人を見て
肌で感じて 感じたことをしゃべるんだ。
体で紡いでいかなきゃ」
この言葉が増田明美の原点になりました。
選手のファンを増やしたい
という言葉に彼女の優しさを感じます。
その優しさは彼女自身の挫折からでした。
ロサンゼルス オリンピックは日本全国から期待されながらも途中棄権。
成田空港で「非国民」と大きな声で言われたそうです。
人と会うのが怖くなり、会社の寮に引きこもり、
どうしたら楽に死ねるんだろう。。と考えていた毎日。
そのどん底から彼女を救ってくれたのは、ファンからの励ましの手紙でした。
自分の人生を数ページに書いてくれた人、
「マラソンも長いけれど、人生はもっと長いんだよ」
「明るさ求めて 暗さ求めず」
たくさんの元気をもらい出場した大阪マラソン。
また途中で逃げ出しそうになったけれど
6人の市民ランナーが一緒に走ってくれて最後までたどり着きました。
「人ってありがたいなぁ」
そう思った増田明美さんはその後自分中心ではなく、
他の人を励ましたいと思って本を書き始めたそうです。
言葉には人を励ます力があるから。
ユニークな解説 面白がって聞いていましたが、そんな過去があったのですね。
「競技者である前に人だと思うから その人を伝えたいと思うのよ」
相手の良さをどんどん引き出せるコミュニケーターって素晴らしいですね。
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