英会話クラスのMさんから聞いた話です。

Mさんが50歳の時、兄の友人 スェーデン人の数学者が徳島の家に訪ねてきました。

 

Mさんは、英語を話せなかったにもかかわらず、英単語と身振り手振りで 一生懸命伝えました。

彼とコミュニケーションがしたくてたまらなかったからです。

そして会話はずいぶん盛り上がったそうです。

 

その1年後 東京に住むMさんのもとにその先生からクリスマスカードが 届きました。

 

Abstract_Winter_background[1]

 

そこに書いてあったのは、

“I still remember with pleasure and gratitude our meeting in 2001.  “

「2001年の出会いを思い出すと今でも喜びと感謝の気持ちがこみ上げてきます」

 

1年前の12月の会話がよっぽど楽しかったのですね。わざわざお兄さんに住所を聞いて送ったきたそうです。

 

 

それからMさんは、もっと英語を話せるようになりたいと 英会話学校に通いました。

そして5年後 スェーデン人の先生が来日し、東京で会うことになりました。

 

ところが、、、話が全然盛り上がらない。 

 

Mさんは、頭で考えてしまったのです。何をどうやって言おうかと。

 

ルーズソックスのことを変だという先生に対して、

「昔はそうではなくて、今の流行だ」とか 説明をあれこれ考えすぎて

言葉が出なくなったそうです。顔は困惑した表情 テンポが悪いから会話も弾まない。

” I  hate them, too! They are ugly! ” とすぐに反応していたら会話は弾んだだろうと

Mさんは話してくれました。 

 

その年は彼からカードが届くことはありませんでした。(涙)

 

 

でも大丈夫!  今では短い言葉で素早く返してくれます。 感じたことをぱっという② 

この次会うときは、きっとまた楽しい会話ができると思います。

 

外国人が一緒にいて楽しいと思うのは 英語を流暢に話す人ではなく、共感し笑いあえる人なんですね。

そしてその共感は、表情から!  

 

 

 

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