5月の半ば 義母の検査がありました。

今住んでいる施設が病院の隣なので

車椅子を押して移動したのですが、

最初、調子に乗ってスピードを出しすぎてしまいました。(笑)

最初の検査を受けるために車いすを押して中に入ると

80歳くらいの男性が息子さんに連れられて検査室から出てきました。

「はい、もう終わり。帰ろう!」

「おやじ何言ってんの。これから検査だよ」

 

ソファーで待っているときも

「もういいよ。帰る。めんどくさい!」

と叫んでます。

「わかるわーその気持ち〜」と思わずつぶやいて、横を見ると

隣に座っていた70歳くらいの女性も

ほほえみながら「そうですよね~」と答えてくれました。

曽野綾子さんを優しくした感じの知的な雰囲気の方です。

「待ち時間も長いですしねー」なんて話しているうちに

ご主人が呼ばれて杖をつきながら診察室に入って行きました。

あれ?歩き方がぎこちない。

「ここから下、義足なんですよ」と奥さんは右足の付け根を指して言いました。

一年前に切断したそうです。

「まぁ。。。それは。。。。大変でしたねぇ」

こんな時なんと答えたらいいのでしょう。

 

しもやけかと思ってずっと皮膚科にかかっていたけれど、

よくならず、痛みが、なくならないので、別の病院を紹介してもらい、

今はこちらで有名な東田先生に診てもらっているとか。

とてもいい先生だそうです。

大変なはずなのに、終始笑顔で話してくれました。

「運転が大好きなので、左足で運転できる車を買うつもりなんですよ」

と言われて昨今の高齢者による交通事故が頭をかすめたのですが、

「楽しみがあると頑張れますよね」と答え

どうぞお大事に と言って別れました。

 

心臓外科の待合室に着くと看護婦さんが、さっときて

検査で外した包帯を巻きなおしてくれました。

「さすが上手ですねぇ!」

私が巻くのとは大違いです。

 

しばらくして母の名前が呼ばれました。

「草刈さん、診察室3へお入りください。」

見ると東田と書いてあります!

「おおおお~!」

ドアが開いて先生が

「こんにちは」と言うなり、

「東田先生ですねー!!!」と

満面の笑みで挨拶してしまいました。

「あ、はい、 東田です」

私のあまりのハッピーフェイスにちょっと引いたようでした。(笑)

 

いつも英会話のクラスの生徒さんに

Nice to meet you!

 というときはあなたに会えて嬉しいです!という顔で言ってください。

とお話ししているのですが、

たぶん私の人生の中でもトップ3に入るくらい

Nice to meet you! の顔でした。(笑)

 

 

今まで検査に通っていた某病院の先生はほとんど母の顔を見ることなく

コンピューターだけ見ていたのですが、

東田先生は母の話を聞いてくれました。

私の質問にもわかりやすく答えてくれます。

母も嬉しかったようでした。

 

コンビニでお昼をすませようと歩いていると

先ほどの義足のおじさんが外で車を待っていました。

「おかげさまで家の母も東田先生に診てもらいました!」

と伝えるとニッコリとうなづいてくれました。

 

Nice to meet you! 

Nice to see you again! 

あなたにお会いできて嬉しいです!

あなたにまた会えて嬉しいです!

今までは意識しないで言っていた言葉でしたが

言うのも言われるもの嬉しい言葉ですね。

 

明日はシニア英会話クラスの日です。

気持ちを込めて伝えようと思います。

 

プラザの入り口に飾ってある作品