インプロで大事なYes and…

相手のアイディアを受け入れて、

自分の考えを足す。

ところが現実はなかなかそうはいきません。

YES BUT。。。と言うことが多くないでしょうか。

 

私も気をつけていても忘れることがあります。

以前トーストマスターズでしたYES ANDのスピーチの一部です。

(英語のスピーチは最後にあります。)

 

 

 

義母は一人暮らしなので、

毎週一回は電話で1時間ほど話すようにしています。

(いい嫁アピール 笑)

その日は新しい英語クラスに入会された生徒さんのことを話しました。 

 

「オリンピックも近いし、英語を学びたいっていう人が増えているみたいね。」

という義母に

「そうですけど、その方はアメリカに住んでいたので、英語は上手なんですよ」

とブロックしてしまったのです。

元気づけようと思って電話しているのに、

元気をそぐようなことを言ってしまった。

 

「あんまり無理しないようにね」

義母の声は少し寂しそうでした。

 

「あーやってしまった!」 

相手より少し知識があったり、

相手が言ったことが事実と違っていたら

直そうとしてしまう。

皆さんもそんな経験ないでしょうか。

 

相手に楽しい時間を持ってもらうことが目的であれば、

小さなことをいちいち正すことはない。

 

 

 

アメリカで看護士をしている人から聞いた話です。

(英語も最後に載せたので良かったらお読みください)

 

認知症の患者さんが、すごく寒い日に

「外に行きたい」と言いだしたそうです。

「何言ってるんですか? 外は凍えるような寒さですよ」

と否定すると、ますます行きたくなってしまい、

両方が、イライラすることとなります。

 

そこで、

「そうなのね。外に行きたいんですね。 

だったら、外はすごく寒いから、

厚いコート着て手袋して行きましょうね。

そして戻ったら暖かいココア飲みましょう!

あ! だったら今ココア飲むのはどうですか?」

 

相手を否定しないで、興味を外に行くことから 

ココアにシフトしたそうです。

 

この話を聞いて これは認知症の患者さんだけではないよね。

と皆言っていました。

誰だって自分を認めてもらいたい!

 

もしギスギスした会話になりがちだとしたら、

YES BUT が多いのかもしれません。

 

人にはNOと言われるとYesと言わせたくなる心理があるそうです。

もちろん会議やディベートでは自分の主張を伝えて構わないと思います。

でも日常会話は楽しい時間を過ごすためのものです。

今日は、『でも』という言葉を使わないように過ごしてみませんか。

詳しく知りたい方は 澤村直樹著 NHKテキスト【聞き上手のレッスン】

または「聞き上手の法則 人間関係をよくする15のコツ」をお読みください。

 

【トーストマスターズの英語のスピーチの一部】

One day I was talking with my mother in law.

I call her once a week because I am a very good “Yome” a daughter in law.

I told her about my new student in English class.

Then she said

“Yes I heard that more and more people want to learn English because of Olympics”

She used “Yes and “ but I said,

“Yes but he has lived in the states so he can speak English pretty well”

 

I blocked her.

 

I called her to cheer her up but I cheered her down.

She said, “Well don’t work too hard”

Whenever I know a little bit more than the other person

or what they said is a little different from the fact, I correct them..

 

【看護師さんの話】

 

A friend of mine who is a nurse in America once told me.

When a senile patient says in a very cold day,

“I want to go outside!”, if you say,

“What are you talking about? It is freezing!”,

the patient wants to go outside more.

Both of them get frustrated.

However, if the nurse says,

“ Oh, you want to go outside?

It is freezing outside.

So let’s put on a thick coat and gloves.

And when we come back,

we want to drink something warm like hot chocolate.

How about drinking it right now?

 

Then we can get her attention to hot chocolate.

 

 

 

 

 

 

 

 

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