夫の転勤でアメリカに住み始めたとき、長男は小学校2年生でした。

現地の公立小学校は1学年が9月スタートで6月初めに終わります。

最後の日に修了式はなく、お楽しみ会があると聞き、早速観に行くことにしました。

 

普通日本ではお楽しみ会というと子供たちが劇をしたり、歌を歌ったりするのですが、なんと先生方がステージの上で ショートコントをするのです。

 

 司会は、おしゃれな若い女の先生だったのですが、おやじギャグのようなダジャレを連発。

かなり滑っていましたが(笑) それはそれで面白かったです。(正直私はよくわからなかったのですが 笑)

 

 
一番印象に残っているのは、黒の革ジャンに黒のパンツ、サングラスをかけた4人の先生方の劇です。 

 

いかにも不良っぽく体を揺らしながら、子供たちが座っている横を通って 舞台に向かって歩いてきました。

「あっ 息子の担任の先生!」

真面目な印象があったので、そのギャップにびっくりです。

 

ステージに上がると2人の先生が頭を観客の方に向け、背中を床につけ足と手をあげ、オートバイになりました。

 

そして残りの二人の先生が ライダーになってオートバイにまたがり、エンジンをかける動作をします。 

 

ブルルン、ブルルンというエンジン音がなり、あたかも走っているように右に左に体重をかけ 風を切って走っている風でした。

 
しばらく気持ちよさそうに乗っていたかと思うと急にスピードがおち、しまいにオートバイは動かなくなりました。

すると不満そうな顔をしたライダーが手を出して叫びます。

 

“ Give me a quarter ! “
( 25セントちょうだい!)

 

遊園地にある乗り物だったわけです。 

 

子供たちは爆笑! 
私も可笑しくて 大笑いしたのですが、同時に感激して涙ぐんでしまいました。 

 

先生でも こんなバカみたいなことができるんだ。 衝撃的な出来事でした。

 

 

ユーモアとは他の人のために馬鹿になる勇気を持つこと 

Humor is willingness to take a risk  of being silly for the sake of someone else.  

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